あん摩マッサージ指圧師 過去問
第32回(2024年)
問98 (午後 問18)

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 問98(午後 問18) (訂正依頼・報告はこちら)

骨度法で最も短いのはどれか。
  • 両額角髪際間
  • 腋窩横紋前端から肘窩
  • 頸切痕から胸骨体下端
  • 両乳頭間

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この過去問の解説 (3件)

01

骨格を基準として個人の寸度を定めたものを骨度といい、骨度法は骨度を用いて身体の経穴の位置を決定する方法です。

選択肢1. 両額角髪際間

9寸です。

選択肢2. 腋窩横紋前端から肘窩

9寸です。

選択肢3. 頸切痕から胸骨体下端

9寸です。

選択肢4. 両乳頭間

8寸です。これが正解であると考えられます。

まとめ

骨度法はしっかりと暗記しておきましょう。
 

参考になった数2

02

骨度法は、

本人の骨の長さを基準にして

取穴する方法です。

 

選択肢1. 両額角髪際間

両額角髪際間は、ほぼ額の幅にあたり、

9寸となっています。

選択肢2. 腋窩横紋前端から肘窩

腋窩横紋前端から肘窩は、

ほぼ上腕にあたる部分で、

9寸となっています。

 

選択肢3. 頸切痕から胸骨体下端

頸切痕から胸骨体下端は、

胸骨にあたる部分で、

その長さは9寸となっています。

選択肢4. 両乳頭間

両乳頭間は8寸となっています。

 

選択肢の中では最も短いといえますので、

これが正解であると考えられます。

参考になった数0

03

骨度法とは、東洋医学において体表上の骨や体の特徴的な点を基準に、経穴(ツボ)の位置を決定する際に使用される方法です。
 

この方法では、体の特定部位間の長さを「寸法」で表して治療や診断の基準としています。
 

各選択肢の部位間の寸法を正確に把握することが正解を導くカギです。

選択肢1. 両額角髪際間

両額角髪際間は、左右の額角部(こめかみ付近)を結んだ線の長さです。
 

この部位の骨度法では、通常9寸とされています。

 

比較的短い部位ですが、他の選択肢と比べるとそれほど短くありません。

 

この選択肢は不正解です。

選択肢2. 腋窩横紋前端から肘窩

腋窩横紋前端から肘窩(肘関節)は、上腕の長さを表しています。

 

通常9寸とされます。
 

上肢全体の長さに比べれば短いものの、他の部位と比較しても短いとはいえません。

 

この選択肢は不正解です。

選択肢3. 頸切痕から胸骨体下端

頸切痕(胸骨上部のくぼみ)から胸骨体下端までは、胸郭の長さを表します。
 

この長さは一般的に9寸とされています。

 

比較的長い部位の寸法となります。
 

この選択肢は不正解です。

選択肢4. 両乳頭間

両乳頭間は、左右の乳頭を結んだ線の長さです。
 

骨度法では、この長さは8寸とされています。


この選択肢が正解です。

まとめ

骨度法を用いた問題では、各部位の寸法を覚えておくことが重要です。
 

骨度法で用いられる指標と目安の長さ(寸)について頭に入れておきましょう。

 

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