あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午後 問50

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午後 問50 (訂正依頼・報告はこちら)

側頭部の頭痛で経脈流注を考慮して施術する場合、最も適切な経脈はどれか。

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この過去問の解説 (1件)

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この問題では、側頭部の頭痛に対する適切な経脈を理解することが求められています。


経脈では適切な経脈を選ぶことで効果的な施術を行うことが可能になります。

 

経脈は名称だけでなく、その治療効果についてもまとめて覚えるようにしましょう。

選択肢1. 厥陰経

厥陰経(けついんけい)は、心包と肝の経脈を含みます。


この経脈では、主に胸部・腹部の治療に関与しています。

 

側頭部の頭痛には直接関連しません。

 

したがって、この選択肢は不正解です。

選択肢2. 太陽経

太陽経(たいようけい)は、膀胱と小腸の経脈を含みます。

 

主に背部と腰部に関連しています。

 

側頭部の頭痛には直接的な関係はないため、この選択肢も不正解です。

選択肢3. 陽明経

陽明経(ようめいけい)は、胃と大腸の経脈を含みます。

 

主に顔面や前頭部に関連しています。

 

側頭部の頭痛には関連が薄いため、この選択肢も不正解です。

選択肢4. 少陽経

少陽経(しょうようけい)は、胆と三焦の経脈を含み、側頭部を含む頭部の外側を通ります。

 

側頭部の頭痛に対して最も適切な経脈は少陽経です。

 

したがって、この選択肢が正解です。

まとめ

側頭部の頭痛に対して適切な経脈は少陽経です。

 

少陽経は胆と三焦の経脈を含んで側頭部を通るために頭痛に効果的な部位です。

 

患者の症状から経脈を正しく選んで治療介入することで、施術の効果を最大限に引き出すことができます。

 

 

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