あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午後 問52

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午後 問52 (訂正依頼・報告はこちら)

膝外側の痛みで経脈の流注を考慮して施術する場合、最も適切な経穴はどれか。
  • 丘墟
  • 金門
  • 地機
  • 中封

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題は、膝外側の痛みを考慮して適切な経穴を選ぶことを目的としています。

 

足の少陽胆経に膝外側の痛みと関連する経穴がどこなのかを適切に選ぶことが求められます。

選択肢1. 丘墟

丘墟(きゅうこ)は足の少陽胆経に属する経穴です。


膝外側の痛みを緩和するために、足の少陽胆経の流れを考慮すると丘墟は有効な経穴となります。

この選択肢が正解です。

選択肢2. 金門

金門(きんもん)は足の少陽胆経の経穴ですが、主に足の上部や足首に関する症状に使用されます。


膝外側の痛みには直接関与しません。


よってこの選択肢は不正解です。

選択肢3. 地機

地機(ちき)は足の太陰脾経に属する経穴です。


膝の内側や太もも内側の症状に対しては有効ですが、膝外側の痛みには適切ではありません。

 

この選択肢も不正解です。
 

膝の内側と外側で対応する経穴が違うため、正確に覚えておきましょう。

選択肢4. 中封

中封(ちゅうふう)は足の厥陰肝経に属する経穴です。


主に足首周辺の症状に対して有効です。

 

膝外側の痛みに対しては適切な経穴ではありません。

 

よってこの選択肢も不正解です。

まとめ

膝外側の痛みに対する適切な経穴は足の少陽胆経に属する丘墟です。

この経穴を選ぶことで、膝外側痛に対して効果的な施術が可能となります。


経脈の流注を正しく理解し、症状に合わせた適切な経穴を選択することが重要です。

参考になった数2

02

経脈の選択が治療をするにあたって大切になってきます。

選択肢1. 丘墟

丘墟とは足関節の外くるぶしあたりにあるツボです。

頭部から体側を通り足部まで伸びているので

そのツボを治療することで膝の外側の痛みを治療することができます。

よって正解です。

選択肢2. 金門

金門は外くるぶしの下の方にあり、こむら返りや足部の治療に利用します。

よって不正解です。

選択肢3. 地機

地機とはふくらはぎの内側中央部分に位置する経穴で

胸部から膝の内側を通って足部まで走行します。

膝の内側の治療に関与するので不正解です。

選択肢4. 中封

中封とは内くるぶしの前方を通ります。

腹部の上から足部に向かって走行します。

膝の内側を走行するため、膝の内側の経穴として利用されます。

よって不正解です。

まとめ

経穴だけでなく

流注を把握することで適切な治療を提供することができます。

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膝の外側を流注しているのは胆経です。

選択肢1. 丘墟

膝の外側を流注しているのは胆経です。

選択肢2. 金門

金門は膀胱経の経穴です。

選択肢3. 地機

地機は脾経の経穴です。

選択肢4. 中封

中封は肝経の経穴です。

まとめ

膀胱経は下肢後面、脾経は内側、肝経は前内側を流注します。

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