あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問7 (午前 問7)
問題文
消毒法において芽胞に有効でないのはどれか。
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問7(午前 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
消毒法において芽胞に有効でないのはどれか。
- 次亜塩素酸ナトリウム
- エチレンオキサイド
- ホルムアルデヒド
- エタノール
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この過去問の解説 (1件)
01
エタノール は芽胞を壊せないため、有効ではありません。
芽胞は外側が厚い壁で守られており、エタノールではその壁を破壊できないからです。
塩素の強い酸化力で芽胞内部までダメージを与えます。
濃度0.05~0.1%で数分以内に殺滅効果を示すことが確認されています。
ガスが微生物のたんぱく質や遺伝子を化学反応で変質させ、芽胞を含むあらゆる微生物を死滅させます。
医療器具の低温滅菌に使われます。
ガスまたは溶液で用いられ、芽胞菌まで死滅させる強い殺菌力があります。
細胞膜を壊す作用はありますが、厚い壁を持つ芽胞には浸透しにくく、殺菌効果は期待できません。
芽胞に対して確実な効果を持つのは、酸化力やアルキル化作用など細胞内部まで届く化学反応を起こす薬剤です。
エタノールはその作用が弱く、芽胞には効かないため、選択肢の中で唯一「芽胞に有効でない」といえます。
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