あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問8 (午前 問8)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問8(午前 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

人為的な温室効果ガスで排出量が最も多いのはどれか。
  • メタン
  • 二酸化炭素
  • 一酸化窒素
  • フロンガス類

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この過去問の解説 (1件)

01

二酸化炭素です。
人が出す温室効果ガスのうち、二酸化炭素は全体のおよそ7割(約76%)を占めています。

エネルギーを得るための化石燃料の燃焼や森林伐採が主な原因で、他のガスを大きく引き離しています。

 

選択肢1. メタン

家畜のげっぷ、田んぼ、ゴミ処理場、天然ガスの漏えいなどから出ます。

温める力は強いものの、量は二酸化炭素よりずっと少なく、1~2割程度にとどまります。

選択肢2. 二酸化炭素

化石燃料(石炭・石油・天然ガス)を燃やす発電や交通、工場、森林破壊などで大量に出ます。

排出量は温室効果ガス全体の約3/4で圧倒的に多く、気候変動の最大要因になっています。

選択肢3. 一酸化窒素

一酸化窒素…(実際は温室効果ガスとしては亜酸化窒素 N₂O を指す)
化学肥料や工場、車の排気などが主な発生源です。

全体の数%しかなく、二酸化炭素やメタンより少ないです。

選択肢4. フロンガス類

冷蔵庫やエアコンの冷媒、半導体製造などで使われます。

1分子あたりの温室効果は非常に強いのですが、排出量自体はわずかで、数%未満にとどまります。

まとめ

温室効果ガスの“量”で比べると、二酸化炭素が圧倒的で、そのあとにメタン、N₂O、フロンの順に続きます。

人為的な排出量を減らすには、とくに化石燃料の使用を減らし、森林を守るなど、

二酸化炭素対策が最も効果的であることがわかります。

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