あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問9 (午前 問9)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問9(午前 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

学校における感染症の流行を防ぐため、感染した児童生徒の出席停止を行うことができるのはどれか。
  • 学校医
  • 校長
  • 養護教諭
  • 保健主事

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この過去問の解説 (3件)

01

学校保健安全法第19条より

感染症による生徒の出席停止の判断は校長が行う

とあります。

 

(https://www.doyaku.or.jp/guidance/data/R2-10.pdf 引用)

選択肢1. 学校医

学校医は健康診断や感染症対策の指導、生徒の健康状態のチェックなどがあります。

感染症が疑われる場合

診断などが可能ではありますが出席停止の判断はできません

よって✕です。

選択肢2. 校長

上記により、〇です。

選択肢3. 養護教諭

養護教諭は

生徒の健康状態の管理、保健授業の実施、怪我の応急処置などを行います。

感染症などの診断も不可であり

出席停止等の決定権もありません。

よって✕です。

選択肢4. 保健主事

保健主事は学校保健に関すること(保健指導の計画などを含む)を行います。

感染症対策や予防において重要な役職ですが

生徒の感染症の診断やそれに関する判断には関与しないので✕です。

まとめ

学校は様々な病気や感染症が広がりやすい状況にあります。

若年層に対しても施術を行う事が考えられるので

学校保健に関しても知っておくと学校との連携もスムーズに行えます。

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02

正解は「校長」です。

「学校保健安全法施行規則」には、学校において予防すべき感染症の種類と出席停止期間の基準が定められています。


 

選択肢1. 学校医

医師として、必要な欠席日数などの助言を行うことができますが、出席停止の決定を行えるのは校長のみとなります。

選択肢2. 校長

「学校保健安全法」に基づいて、校長は感染、またはその疑いのある児童生徒の出席停止を行うことができます。


 

選択肢3. 養護教諭

保健室の先生のことで、生徒の保健管理や教育、健康相談などを行いますが、出席停止の決定を行うことはできません。


 

選択肢4. 保健主事

養護教諭を含む常勤職員の中から校長が任命し、学校保健計画を作成し、学校保健と学校全体の保健教育や管理を行います。出席停止の決定を行うことはできません。


 

まとめ

養護教諭、保健主事、学校医は学校保健全体のサポートとして重要ですが、出席停止に関する最終的な決定権は校長にあります。


 

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03

校長 が出席停止を行えます。
学校保健安全法第19条で「校長は 感染症にかかった、またはその疑いのある児童生徒などについて、必要があれば出席を停止させることができる」と定められています。

選択肢1. 学校医

医師として助言し、出席停止の必要性や期間について意見を述べますが、命令を出す権限はありません。

選択肢2. 校長

法律で明示された決定権者です。

感染症の種類や流行状況を踏まえ、学校医の意見を参考にしながら出席停止を命じます。

選択肢3. 養護教諭

保健室で健康管理を行い、体調観察や保護者への連絡を担当します。

ただし出席停止を決定する立場ではありません。

選択肢4. 保健主事

学校の保健計画を統括し、衛生管理の改善を進めます。こちらも出席停止の決定権はありません。

まとめ

感染症が広がらないようにする最終判断は 校長 が行います。

学校医や養護教諭は重要なサポート役ですが、法的に命令を出せるのは校長だけである点を覚えておきましょう。

 

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