あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問26 (午前 問26)
問題文
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問26(午前 問26) (訂正依頼・報告はこちら)
- 副交感神経が活動する。
- 尿道括約筋が収縮する。
- 随意的な制御を受けない。
- 排尿中枢は胸髄に存在する。
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この過去問の解説 (3件)
01
排尿は
膀胱に尿が溜まり、排尿を促す合図が送られ膀胱壁筋が収縮し
尿道括約筋が弛緩して排尿に至ります。
副交感神経は
膀胱壁筋の収縮、尿道括約筋を弛緩させ排尿を促します。
よって〇です。
排尿は尿道括約筋は弛緩します。
よって✕です。
外肛門括約筋は随意筋なので
排尿を我慢することができます。
よって✕です。
排尿中枢は腰髄(尿意の抑制)と仙髄(排尿を促す)に存在します。
よって✕です。
膀胱に約400㎖溜まると
脳が尿意を認識し、排尿するよう合図を送ります。
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02
正解は「副交感神経が活動する。」です。
排尿筋は自律神経により調節され、骨盤神経と下腹神経が関与します。
排尿筋(膀胱)の収縮には骨盤神経(副交感神経)が関与します。下腹神経(交感神経)が活動すると排尿筋は弛緩し、蓄尿が生じます。
内・外尿道括約筋が収縮することで蓄尿が生じます。尿意を感じても外尿道括約筋が収縮することで、ある程度我慢することができます。
外尿道括約筋は、体性神経である陰部神経により支配されるため、随意的な制御を行うことができます。
また、内尿道括約筋は、自律神経支配であるため、随意的な制御は行えません。
排尿中枢は腰仙髄と橋に存在します。
膀胱内容積が増加すると、求心性の骨盤神経(副交感神経)の活動が亢進し、中枢である腰仙髄と脳幹(橋)に情報が伝導されます。その後、遠心性の骨盤神経の活動が亢進し、膀胱の収縮することで排尿が生じます。
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03
副交感神経が活動する のみが排尿時の生理に合っています。
排尿反射が起こると、骨盤神経を通る副交感神経が膀胱の筋肉(排尿筋)を収縮させ、同時に内尿道括約筋をゆるめて尿を押し出します。
正しいです。
副交感神経が働くと排尿筋が縮み、膀胱内の圧が上がって尿が出ます。
排尿時には外尿道括約筋が弛緩し、尿の通り道が開きます。
収縮するのは蓄尿中です。
大脳皮質からの信号で外尿道括約筋を締めたり緩めたりできるため、排尿はある程度自分の意思で調節できます。
● 排尿中枢は胸髄に存在する
主要な脊髄中枢は**仙髄(S2~S4)**にあり、さらに橋にも高位中枢があります。胸髄にはありません。
排尿のポイントは
副交感神経が排尿を促進
外尿道括約筋の弛緩と大脳の随意調節でタイミングを決める
中枢は仙髄と橋にある
これらを押さえれば、選択肢の正誤を確実に判断できます。
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