あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問27 (午前 問27)
問題文
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問27(午前 問27) (訂正依頼・報告はこちら)
- インスリン
- バソプレシン
- ソマトスタチン
- パラソルモン
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この過去問の解説 (3件)
01
パラソルモン が血液中のカルシウム濃度を調節します。
副甲状腺から出るこのホルモンは、骨・腎臓・腸の働きを変えてカルシウムを血液中へ引き上げる役目を担います。
すい臓のβ細胞から分泌され、血糖値を下げます。
カルシウムとは直接関係しません。
脳下垂体後葉から出る抗利尿ホルモンで、腎臓に作用して水分の再吸収を高めます。
主な対象は水分バランスです。
すい臓や視床下部などで作られ、成長ホルモンやインスリンなど複数のホルモン分泌を抑えます。
カルシウムの調節は行いません。
副甲状腺ホルモンとも呼ばれます。
・骨に作用してカルシウムの溶出を促進
・腎臓でカルシウムの再吸収を増やし、リンの排泄を促進
・腎臓で活性型ビタミンDを作らせて腸管からのカルシウム吸収を増やす
この三段構えで血中カルシウム濃度を上げます。
体はカルシウムを一定範囲に保つため、副甲状腺のパラソルモンと、骨を作るカルシトニンやビタミンDを組み合わせて調整します。
選択肢の中で血中カルシウムに直接働くのはパラソルモンだけです。
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02
血中カルシウム濃度=血中のカルシウム濃度です。
濃度は8.8~10.1㎎/dlになるよう保たれています。
少なくなると、心不全や痙攣、痺れなどを引き起こし(低カルシウム血症)
高くなると、尿路結石や嘔吐、意識障害などが起こります(高カルシウム血症)
インスリンは血糖値をコントロールするホルモンです。
よって✕です。
バソプレシンは体水分をコントロールします。
よって✕です。
ソマトスタチンは様々な内分泌系に作用するペプチドホルモンです。
よって✕です。
パラソルモンは
尿、骨、腸などでカルシウムの濃度をコントロールします。
よって〇です。
体は様々なホルモンにより
体機能をコントロールしています。
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03
正解は「パラソルモン」です。
パラソルモンの作用は、血中カルシウムイオン濃度を上昇させます。
ランゲルハンス島にあるβ細胞から分泌されます。血中のグルコースを肝臓や骨格筋に貯蔵し、血糖値を低下させる働きがあります。
下垂体後葉から分泌されます。腎臓にある集合管などに作用して、水の再吸収を促進させる働きがあります。
ランゲルハンス島にあるδ細胞から分泌されます。インスリンやグルカゴンの分泌を抑制させるといった働きがあります。
上皮小体(副甲状腺)から分泌されます。パラソルモンは破骨細胞に働きかけて、骨からカルシウムをカルシウムイオンとして血中に遊離させて、血中カルシウムイオン濃度を上昇させる働きがあります。
血中カルシウム濃度を調節する作用をもったホルモンは、カルシトニンとパラソルモンの2つがあげられます。カルシトニンは甲状腺の傍濾胞細胞から分泌され、血中カルシウム濃度を低下させます。
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