あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問29 (午前 問29)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問29(午前 問29) (訂正依頼・報告はこちら)

精神活動中に現れる脳波はどれか。
  • α波
  • β波
  • θ波
  • δ波

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この過去問の解説 (3件)

01

β波 が精神活動中に出やすい脳波です。
本を読んだり計算したりして頭を使っているとき、脳は速い振動(約14~30 Hz)のβ波を多く発生させ、注意や思考の高まりを表します。

 

選択肢1. α波

安静に目を閉じてリラックスしているときに優位になる波(8~13 Hz)です。

強い集中や精神活動が始まると減少します。

選択肢2. β波

覚醒していて、積極的に考えたり作業したりする場面で増える速い波(14~30 Hz)です。

精神活動中の代表的な脳波となります。

選択肢3. θ波

まどろみ状態や浅い睡眠、または子どもの安静時に見られる遅い波(4~7 Hz)で、大人の活発な思考時には現れにくいです。

選択肢4. δ波

深いノンレム睡眠時に出る最も遅い波(0.5~3 Hz)で、起きているときにはほとんど出現しません。

まとめ

脳波は状態によって周波数が変わります。

β波:活発な精神活動

α波:リラックス

θ波:浅い睡眠やうとうと

δ波:深い睡眠
この順序で周波数が高いほど覚醒度も高いと覚えておくと整理しやすいです。

 

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02

脳波とは脳内で起こる電気信号です。

α、γ、β、δ、θがあります。

選択肢1. α波

α波は体がリラックスしているときに発せられる脳波です。

よって✕です。

選択肢2. β波

β波は思考中や運動中に発せられる脳波です。

よって〇です。

選択肢3. θ波

θ波は

自己肯定感を高めるような深い瞑想をしている際に発せられる脳波です。

よって✕です。

選択肢4. δ波

δ波は

深い睡眠時(夢を見ない状態)の際に発せられる脳波です。

よって✕です。

まとめ

脳波は精神の状態や運動の状態によって波が異なります。

眠れない場合なども、この周波数と精神状態が関わっていることがあります。

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03

正解は「β波」です。

脳波は周波数に応じてα波、β波、θ波、δ波にわかれています。精神活動時、安静時、睡眠時、深睡眠時とで、特徴的な周波数が出現します。


 

選択肢1. α波

8〜13ヘルツ、正常成人が目を閉じて安静にした状態でみられる脳波です。

選択肢2. β波

14〜30ヘルツ、精神活動中や感覚刺激を受けている状態でみられる脳波です。

選択肢3. θ波

4〜7ヘルツ、睡眠時に著明にみられる脳波です。

選択肢4. δ波

0.5〜3ヘルツ、深い睡眠時や深麻酔時にみられる脳波です。


 

まとめ

β波は精神活動中に認められる脳波です。

α波は目を閉じて安静にしている状態でみられますので、α波とβ波はしっかりと区別して、それぞれの脳波の特徴を押さえておきましょう。


 

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