あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問36 (午前 問36)
問題文
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問36(午前 問36) (訂正依頼・報告はこちら)
- 異型度が高い。
- 出血壊死を伴う。
- 発育が緩徐である。
- 再発を起こしやすい。
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この過去問の解説 (3件)
01
良性腫瘍とは
正常ではない細胞の隆起ではあるものの
癌性はなく、臓器や組織の正常な働きを妨げないものを指します。
悪性腫瘍はいびつで硬い場合が多いため
異型度は悪性の方が高くなります。
よって✕です。
良性は出血壊死は伴いません。
基本的に発生した組織内のとどまり
他の臓器に進行したりはしないので出血を伴いません。
よって✕です。
良性腫瘍は緩やかに発達します。
よって〇です。
良性腫瘍は悪性腫瘍と比べ再発は起こりにくく
切除してしまえば広がったり再発することはありません。
よって✕です。
腫瘍と聞くと癌や肉腫を連想し不安をあおりがちですが
良性の腫瘍(脂肪腫など)もあり
病院でしっかり精査をして
必要以上に怖がらないことが必要です。
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02
正解は「発育が緩徐である。」です。
良性腫瘍は、細胞増殖が緩やかで発育が遅く、膨張性増殖を示します。
異型度とは、正常細胞と比べて形態的にどの程度異なっているのかを示す指標のことです。
異型度が高いということは悪性腫瘍でみられます。
出血壊死とは、組織や臓器が虚血によって壊死し、その壊死組織から出血が生じる状態のことです。悪性腫瘍では急速に発育するため、栄養供給が追い付かず、血管がもろくなり出血しやすくなります。
良性腫瘍は発育速度が遅く、増殖も緩やかです。
再発を起こしやすいのは悪性腫瘍です。
良性腫瘍は、発育形式は膨張性、発育速度は緩やか、再発は少なく、異型性は弱いといった特徴があります。
悪性腫瘍はその逆で、浸潤性、発育速度は速く、再発・転移が多く、異型性は強いです。
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03
発育が緩徐である のみが良性腫瘍の特徴に当てはまります。
良性腫瘍は細胞の増え方がゆっくりで、周囲の組織に急激に侵入しにくい点が最大の特徴です。
異型度(細胞の形や核の異常さ)は、悪性腫瘍で高く、良性腫瘍では低いのが一般的です。
急速に増える悪性腫瘍では血流が追い付かず壊死や出血がよく起こります。
良性腫瘍は増殖が遅いため、通常このような変化はみられません。
正しい。
良性腫瘍は成長速度が遅く、長期間ほとんど大きさが変わらないこともあります。
良性腫瘍は境界が明瞭で切除しやすく、取り残しが少ないため再発はまれです。
悪性腫瘍は周囲にしみ出すように広がるため再発しやすい傾向があります。
良性腫瘍の三大ポイントは
増殖がゆっくり
細胞の形が正常に近い(異型度が低い)
周囲へ浸潤しにくく、再発も少ない
これらを覚えておくと、悪性腫瘍との違いが明確に理解できます。
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