あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問53 (午前 問53)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問53(午前 問53) (訂正依頼・報告はこちら)

喫煙肺癌患者に最も多い組織型はどれか。
  • 腺癌
  • 大細胞癌
  • 小細胞癌
  • 扁平上皮癌

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

扁平上皮癌 が最も多いです。

喫煙による刺激は気管支の内側を覆う扁平上皮に直接当たりやすく、この部位から発生する扁平上皮癌が喫煙者の肺癌で最多となります。

選択肢1. 腺癌

近年は全肺癌の中で割合が最大ですが、非喫煙者や女性にも多く、喫煙との結びつきは扁平上皮癌ほど強くありません。

選択肢2. 大細胞癌

頻度が低い未分化癌で、喫煙との関連はありますが症例数自体が少ないため最多にはなりません。

選択肢3. 小細胞癌

ほぼすべてが喫煙関連ですが、発生数は扁平上皮癌より少なく、「最多」ではありません。

選択肢4. 扁平上皮癌

中央気道の扁平上皮が長年のタバコ煙で傷み、がん化しやすい型です。

喫煙者集団では腺癌よりも発生率が高く、最も多い組織型に挙げられます。

まとめ

肺癌は組織型によって喫煙との関係が異なります。

・扁平上皮癌と小細胞癌 → 喫煙との結びつきが強い

・腺癌 → 非喫煙者にも多く喫煙依存度は低め
喫煙者で「最も多い」のは扁平上皮癌であることを押さえておきましょう。

参考になった数0