あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問70 (午前 問70)
問題文
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問70(午前 問70) (訂正依頼・報告はこちら)
- C4 ――――― 肘伸展筋
- C6 ――――― 指屈曲筋
- L3 ――――― 足背屈筋
- S1 ――――― 足底屈筋
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この過去問の解説 (2件)
01
神経と機能の理解を深めておく必要があります。
損傷部位を絞っていくうえで重要な手がかりとなり得ます。
C4では横隔膜の動きや僧帽筋の動きが残存します。
よって✕です。
C6では手関節や指の屈曲が残存します。
よって✕です。
L3では大腿四頭筋の機能である膝の伸展や股関節の屈曲が残存します。
よって✕です。
S1では下腿三頭筋が残存するため足関節の底屈が残存します。
よって〇です。
脊髄や神経は複雑で覚えることが難しいですが
語呂合わせや重要なところを整理して覚えておきましょう。
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02
S1 ― 足底屈筋 が正しい組合せです。
足底屈(つま先立ち)を行う下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)は脊髄の S1 が主な支配レベルで、S1以下が保たれていればつま先で踏ん張る動きが残ります。
肘を伸ばす三頭筋は C7 が中心で、C4レベルでは残りません。
C4では肩の挙上や横隔膜の動きが主体です。
指を曲げる長指屈筋は C8 が主支配です。
C6残存で得られるのは手首伸展や前腕回外などで、握り込む力はまだ不十分です。
足首を上げる(背屈)前脛骨筋は L4~L5 が中心です。
L3で残るのは股関節屈曲や膝伸展(大腿四頭筋)など上位の動きになります。
正しい。
腓腹筋・ヒラメ筋=下腿三頭筋はS1で最もよく働き、階段昇りや立ち上がりで重要なつま先蹴りが可能となります。
脊髄損傷で残る筋機能は支配レベルの1~2髄節下までと覚えておくと整理しやすいです。
C7:肘伸展
C8:指屈曲
L4~L5:足背屈
S1:足底屈
したがって、提示された中で正しい対応は S1と足底屈筋 のみでした。
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