あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問74 (午前 問74)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問74(午前 問74) (訂正依頼・報告はこちら)

パーキンソン病で生じる歩行障害はどれか。
  • 鶏歩
  • 間欠跛行
  • すくみ足
  • らくだ歩行

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この過去問の解説 (1件)

01

すくみ足 がパーキンソン病でよく起こる歩き方です。

足を出そうとしても地面に張り付いたように動きが止まり、次の一歩が踏み出せなくなります。

選択肢1. 鶏歩

足首が垂れ下がる下垂足で足を高く上げる歩き方です。

末梢神経まひに多く、パーキンソン病にはみられません。

選択肢2. 間欠跛行

歩くと足が痛くなり休むと治る現象で、脊柱管狭窄症や下肢の血流障害が原因です。

パーキンソン病とは別です。

選択肢3. すくみ足

パーキンソン病の代表的障害です。

歩き出しや方向転換で足が凍り付いたように止まり、次の一歩が出にくいため転倒しやすくなります。

選択肢4. らくだ歩行

骨盤を左右に大きく振る歩き方で、筋ジストロフィーなどの股帯筋力低下で起こります。パーキンソン病では見られません。

まとめ

パーキンソン病の歩行障害の特徴は

・すくみ足(フリーズ)

・小刻みで前屈みの歩幅減少
が中心です。他の歩行パターンは原因疾患が異なるため、混同しないようにしましょう。

 

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