あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問85 (午後 問5)
問題文
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問85(午後 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
- 諸気を主宰する。
- 脳を充たす。
- 血を蔵する。
- 汗を主る。
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この過去問の解説 (2件)
01
第1仙椎後方には 小腸兪 があり、これに対応する腑は小腸です。
小腸と表裏関係にある臓は 心 であり、心の生理作用の一つが「汗を主る」ことです。
したがって設問の答えは汗を主るになります。
呼吸の気を統括するのは肺の働きです。
心の作用ではありません。
腎精から生じた髄が脳を養うという腎の作用です。
血を貯え調節するのは肝の働きです。
汗は「心の液」とされ、心は血脈とともに体表の汗孔の開閉を調節します。
小腸と表裏をなす心の代表的作用であり、本問に合致します。
・第1仙椎に付く腑:小腸
・小腸と表裏の臓:心
・心の生理作用:血脈を司り「汗を主る」など
よって正しい選択肢は 汗を主る です。
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02
腑は六腑(五腑)のことを指します。
この時第一仙椎に付着するのは小腸であり
対(表裏関係)になる臓は心となります。
表とは皮膚や筋肉、裏は臓器などのことを言います。
心は汗や舌、脈などと関連が深いので
それに合わせた選択肢を選ぶ必要があります。
気は肺とかかわりが深く、✕です。
腎の作用であるため✕です。
腎は骨髄、つまり骨髄が集まるところとされる脳と深い関わりがあります。
血を貯める作用は肝の作用となり、✕です。
〇です。
汗は心の液として考えられ
発汗は体温調整や老廃物の排出など重要な役割があると考えられています。
病気は表から裏へという考え方に基づいているため
対になるもの、事象を覚えておく必要があります。
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