あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問106 (午後 問26)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問106(午後 問26) (訂正依頼・報告はこちら)

副神経が支配する筋上で同じ高さに並ぶ経穴はどれか。
  • 腎兪と志室
  • 扶突と人迎
  • 風門と肩外兪
  • 神道と心兪

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

扶突 と 人迎が当てはまります。

どちらも首の外側にあり、胸鎖乳突筋上での位置が同じ高さ(のどぼとけの高さ)に並んでいます。

胸鎖乳突筋は副神経が支配するため、条件を満たします。

選択肢1. 腎兪と志室

どちらも腰部(第2腰椎レベル)に並び、脊柱起立筋上に取ります。

筋の支配神経は脊髄神経後枝で、副神経とは関係ありません。

選択肢2. 扶突と人迎

扶突は頸部外側、のどぼとけの高さで胸鎖乳突筋の外側縁にあります。

人迎も同じ高さで胸鎖乳突筋の前縁にあります。

両穴とも胸鎖乳突筋上にあり、副神経の支配を受ける筋上で横並びです。

選択肢3. 風門と肩外兪

風門は第2胸椎レベル、肩外兪は第1胸椎レベルと高さがずれます。

さらに両穴は僧帽筋の内外で位置が異なるため、横並びになりません。

選択肢4. 神道と心兪

神道は第5胸椎棘突起下の正中、心兪はその左右1.5寸外側にあります。

高さはそろっていますが、脊柱起立筋上で副神経の支配領域ではありません。

まとめ

副神経が支配する筋は胸鎖乳突筋と僧帽筋です。

設問では「同じ高さに並ぶ」ことも条件となるため、胸鎖乳突筋上でのどぼとけの高さにそろう 扶突 と 人迎が最も適切です。

他の選択肢は神経支配や高さが一致しないため外れます。

 

参考になった数0