あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問107 (午後 問27)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問107(午後 問27) (訂正依頼・報告はこちら)

動脈拍動部にある経穴はどれか。
  • 曲沢
  • 陽池
  • 曲泉
  • 陽陵泉

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この過去問の解説 (2件)

01

拍動部にある経穴はいくつか存在します。

名前と部位を正しく理解しておくことが必要です。

選択肢1. 曲沢

曲沢は肘の肘前面

上腕動脈の拍動部に存在します。

よって〇です。

選択肢2. 陽池

陽池は橈骨頭と尺骨頭の間に位置します。

そこに動脈は通らないので✕です。

選択肢3. 曲泉

曲泉は膝内側やや後面に位置します。

動脈の通過する場所ではないので✕です。

選択肢4. 陽陵泉

陽陵泉は膝内側やや下部に位置します。

これは動脈の通過する場所ではないので✕です。

まとめ

動脈上は比較的取りやすい経穴となります。

名前と効果もしっかり覚えておくことが必要です。

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02

曲沢が条件に当てはまります。

曲沢はひじの内側(肘窩)で上腕動脈が拍動する位置にあり、動脈の鼓動をはっきり感じ取れる経穴です。

 

選択肢1. 曲沢

肘を曲げたときにできる横じわの中央よりやや内側で、上腕二頭筋腱の内側にあります。

上腕動脈がすぐ深部を走るため拍動が明瞭に触れます

動脈拍動部という条件に合致します。

選択肢2. 陽池

手首の甲側、伸筋腱の間のくぼみにあります。

近くには尺骨動脈や橈骨動脈の本幹がないため、拍動は触れません。

選択肢3. 曲泉

膝の内側、膝裏横じわの内端に位置し、ハムストリングスの腱の前方にあります。

ここで触れやすいのは静脈で、動脈拍動は感じにくい部位です。

選択肢4. 陽陵泉

膝の外側、腓骨頭の前下方にあるくぼみです。

主な動脈は離れて走るため、ここも拍動は触れません。

まとめ

動脈拍動部の経穴を問う問題では、大きな動脈が浅く走るかどうかが判断の鍵です。

ひじの内側で上腕動脈が鼓動する曲沢は典型例となります。

ほかの三穴は腱や筋のくぼみを目印に取穴しますが、明確な動脈拍動がないため、条件から外れます。

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