あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問108 (午後 問28)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問108(午後 問28) (訂正依頼・報告はこちら)

肘窩横紋上、上腕二頭筋腱外方の陥凹部にある経穴はどれか。
  • 少海
  • 尺沢
  • 小海
  • 曲池

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この過去問の解説 (1件)

01

尺沢が条件に合います。

肘を曲げたときにできる横じわ(肘窩横紋)の上で、上腕二頭筋腱の外(橈側)にあるくぼみに取る経穴です。

選択肢1. 少海

肘を曲げたとき、内側(尺側)の端にできるくぼみで、上腕二頭筋腱とは離れています。

外方ではなく内方にあるため条件に当てはまりません。

選択肢2. 尺沢

肘窩横紋上、上腕二頭筋腱の外(橈側)にあるくぼみです。

問題文の「肘窩横紋上」「上腕二頭筋腱外方の陥凹部」という位置を正確に満たします。

選択肢3. 小海

肘を曲げ、尺骨の肘頭と上腕骨内側上顆のあいだにできる後内側のくぼみです。

肘窩横紋上ではないので一致しません。

選択肢4. 曲池

肘窩横紋の外端、上腕骨外側上顆寄りにあります。

確かに横紋上ですが、上腕二頭筋腱からはかなり外側に離れており、腱のすぐ外方という条件に合いません。

まとめ

肘周囲の経穴は「肘窩横紋」を基準に取るものが多く、上腕二頭筋腱の内外どちらにあるかで区別します。今回の問題は「横紋上」「腱の外側」という二つの手掛かりを示しているため、尺沢を選ぶと迷わず解けます。

肘窩の解剖学的ランドマークを押さえておくと、類似問題でも確実に判断できます。

 

 

 

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