あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問121 (午後 問41)
問題文
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問121(午後 問41) (訂正依頼・報告はこちら)
- バーセルインデックス
- タイムドアップアンドゴーテスト
- ファンクショナルリーチテスト
- MMSE
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
ADL評価とは
日常生活動作を評価する方法です。
食事や着替えなどの基本的な日常生活を評価します。
バーセルインデックスとは10項目4段階を
100点満点で評価します。
本人が生活の基本動作をどれだけできるかというのが重要になり
介護や看護等の現場で使用されます。
よって〇です。
タイムドアップアンドゴーテストとは
椅子に座った状態から立って歩きだし
目標物で折り返して再度椅子に座るまでの時間を計測するものです。
動的バランスを計測する種目であり
基本的なADLの計測・評価の方法ではありません。
よって✕です。
ファンクショナルリーチテストは
壁の横で立位の状態から遠くに手を伸ばし
その手を遠くに伸ばすようにして測定する
バランス能力を評価するテストです。
よって✕です。
MMSEとは認知症の症状(初期)チェックに用いられる評価方法です。
時間や場所の認知機能についての評価項目がありますが
基本的なADLの評価ではないため✕です。
評価項目と評価名、評価方法を理解しておく必要があります。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
02
バーセルインデックスが基本的ADL(食事・整容・移動など日常生活の身の回り動作)を総合的に評価する代表的な方法です。得点が高いほど自立度が高いことを示します。
10項目(食事、更衣、移乗、排泄など)を0〜100点で採点し、基本的ADLの自立度を数値化できます。病院や介護現場で広く使われます。
立ち上がり・歩行・方向転換・着座までの時間を測り、歩行能力や転倒リスクを評価します。ADL全般ではなく移動機能に特化しています。
立位で前方に手を伸ばせる距離を測定し、動的バランス能力を判断します。
日常動作の広い範囲を直接評価する方法ではありません。
主に認知機能(見当識・記憶・計算など)を検査する質問紙です。
身体動作としてのADLを評価する指標ではありません。
基本的ADLの評価は、食事や排泄など日常動作の自立度を総合的に把握することが目的です。その指標として最も汎用的なのがバーセルインデックスです。
他の3つは歩行・バランス・認知といった特定の機能を測る検査であり、ADL全体を直接評価するものではありません。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問120)へ
第33回(2025年) 問題一覧
次の問題(問122)へ