あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問129 (午後 問49)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問129(午後 問49) (訂正依頼・報告はこちら)

四診とそれに伴う会話の内容の組合せで正しいのはどれか。
  • 望診 ―――― 「両手の脈に左右差はみられませんね。」
  • 聞診 ―――― 「いつもより声に力がないですね。」
  • 問診 ―――― 「下腹部の張りがやや弱いですね。」
  • 切診 ―――― 「顔色が少し悪いようですね。」

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この過去問の解説 (1件)

01

聞診 ―――― 「いつもより声に力がないですね。」 が正しい組合せです。

聞診は声の大きさや質、呼吸音などを「聞いて」体調を判断する方法で、会話内容と一致します。

選択肢1. 望診 ―――― 「両手の脈に左右差はみられませんね。」

脈を取るのは触れて調べる切診です。

望診は顔色や舌の色などを「目で見る」診察なので合いません。

選択肢2. 聞診 ―――― 「いつもより声に力がないですね。」

聞診は声や呼吸音を観察する診法です。

声の力強さについて述べているため適切です。

選択肢3. 問診 ―――― 「下腹部の張りがやや弱いですね。」

問診は患者に「質問して答えを聞く」方法です。

下腹部の張り具合を述べるのは触診や視診にあたるため不適切です。

選択肢4. 切診 ―――― 「顔色が少し悪いようですね。」

顔色を観察するのは望診です。

切診は脈や腹部を「手で触れて」調べる診法なので合いません。

まとめ

四診は

望診(見る)

聞診(聞く・嗅ぐ)

問診(たずねる)

切診(触れる)

で構成されます。

それぞれの診察動作に合わせた会話内容を整理すると、聞診と声の関係だけが正しく対応していることがわかります。

 

 

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