美容師の過去問
第29回
皮膚科学 問29
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問題
第29回 美容師国家試験 皮膚科学 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚及び皮膚付属器官の保健に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 皮膚表面のpHは弱アルカリ性を示し、皮膚の分泌がこの値に最も影響を与える。
- 蕁麻疹、円形脱毛症、多汗症では、精神状態が病気の経過に影響を及ぼすことも少なくない。
- サンスクリーン剤は、紫外線の吸収作用をもつタイプと紫外線の散乱作用をもつタイプの2つに分けられる。
- 油性のフケ症では、よくシャンプーして、汚れやフケを落とすことが大切である。
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この過去問の解説 (3件)
01
皮膚表面のphは、弱アルカリ性ではなく弱酸性を保っています。
2→蕁麻疹、円形脱毛症、多汗症では、精神状態が影響する場合が少なくありません。ストレスが加わると発症することがわかっています。
3→サンスクリーン剤はUVAとUVBを防御し、サンバーンとサンタン両方を防いで日焼けを防止する効果があります。
4→油性(脂性)のフケはよくシャンプーして、汚れやフケを落とすことが大切です。
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02
2,3,4は正しい文章です。
1 皮膚表面のpHは弱アルカリ性ではなく、弱酸性を示します。
2 蕁麻疹、円形脱毛症、多汗症では、精神状態が影響する場合が少なくありません。ストレスによって起こることがよくあります。
3 サンスクリーン剤(=日焼け止め)は、紫外線の吸収作用(紫外線吸収剤)のあるタイプと紫外線の散乱作用(散乱剤)のあるタイプがあります。紫外線吸収剤は、紫外線を吸収して肌に届くのを防ぐものです。散乱剤は、紫外線を反射させて肌に届くのを防ぐものです。
4 油性(脂性)のフケ症ではよくシャンプーして、汚れやフケを落とすことが大切です。大きくベトつきのあるフケが出る場合は油性、細かくパサついたフケが出る場合は乾性です。
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03
1 皮膚表面のpHは弱酸性を示す。
2 蕁麻疹、円形脱毛症、多汗症では、精神状態が影響する場合が少なくない。
3 サンスクリーン剤は、紫外線の吸収作用(紫外線吸収剤)のあるタイプと紫外線の散乱作用(散乱剤)のあるタイプがある。
4 油性のフケ症ではよくシャンプーして、汚れやフケを落とすことが大切である。
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