美容師の過去問
第29回
美容の物理・化学 問38

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問題

第29回 美容師国家試験 美容の物理・化学 問38 (訂正依頼・報告はこちら)

硬水と軟水に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 硬水中では、石けんがよく泡立ち、効果的な洗浄作用を発揮する。
  • 軟水とは、カルシウムイオンやマグネシウムイオンを多量に含む硬度の高い水をいう。
  • 一時硬水は、煮沸すると軟化する。
  • 永久硬水とは、カルシウムイオンやマグネシウムイオンが炭酸水素塩として含まれる水をいう。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1 硬水中では、石けんは泡立ちにくく、洗浄作用が低下する。

2 軟水とは、カルシウムイオンやマグネシウムイオンの含有量が少ないものをいう。

3 一時硬水は、煮沸すると軟化する。

4 永久硬水は煮沸しても軟化しない硬水である。

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02

正解は3で正しい文章です。
1,2,4は誤った文章です。


1.硬水中では、石けんは泡立ちにくく石けんかすを生じます。洗浄作用も低下します。
硬水とは、カルシウムイオンやマグネシウムイオンを多く含む水のことです。一時硬水と永久硬水に分かれます。

2.軟水とは、カルシウムイオンやマグネシウムイオンの含有量が少なく硬度の低い水のことです。

3.一時硬水は、炭酸水素カルシウムを多く含む水で、煮沸すると軟化します。

4.永久硬水とは、カルシウムイオンやマグネシウムイオンが硫酸塩・塩化物として含まれる水のことです。煮沸しても軟化しません。

参考になった数3

03

正解3
他は誤りです。
1→硬水中では石鹸は泡立ちが悪く、洗浄力も低下します。
2→軟水とは、カルシウムイオンやマグネシウムイオンをあまり含まない硬度の低い水をさします。
4→永久硬水とは、カルシウムやマグネシウムが硫酸塩や塩化物として含まれている、煮沸するだけでは軟化せずその他の方法でないと軟化できない硬水のことをいいます。

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