美容師の過去問
第31回
美容理論 問46
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問題
第31回 美容師国家試験 美容理論 問46 (訂正依頼・報告はこちら)
酸化染毛剤の技術に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 全体を暗く染める場合には、毛髪の明るいフロント部分から塗布する。
- 染まりにくい毛髪では、染毛剤の1剤と2剤の割合を変える。
- もみ上げやフロントは、頭頂部に比べて染まりやすいので最後に塗布する。
- バージンヘアの場合、毛先は染まりやすいので根元から先に塗布する。
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この過去問の解説 (3件)
01
2 割合を変えるのではなく、塗布量や順序を変えます。
3 頭頂部に比べて染まりにくい部分なので最初に塗布します。
4 中間部と毛先を塗布し、一定時間放置し、中間部・毛先ともに希望色に近づいたらネープから根元部分に塗布を始め、全体に塗布します。
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02
1 全体を暗く染める場合には、毛髪の明るいフロント部分から塗布します。
2 染まりにくい毛髪では、染毛剤の1剤のトーンや2剤の過酸化水素水の濃度を変えます。
3 もみ上げやフロントより頭頂部の方が染まりやすいです。
4 バージンヘアの場合、毛先は染まりにくいので毛先から塗布します。
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03
【酸化染毛剤】とは、
脱色と染色を同時に行う染毛剤で、お客様の希望の色、毛質などによって、技法を細かく変える必要があります。
染まりやすい毛質(乾燥毛、損傷毛、軟毛)
染まりやすい部分(根本部分、頭頂部、こめかみ)
→希望より暗めの染料を使ったり、最後に塗布したりします。
染まりにくい毛質(脂性毛、健康毛、硬毛)
染まりにくい部分(健康毛の毛先、フロント、生え際、もみあげ、ネープ)
→希望より明るめの染料を使ったり、最初に塗布したりします。
1、
全体を暗くする場合は、大きく4つにブロッキングして、毛髪の明るいフロント部分から塗布します。
よって、正しいです。
2、
どのような毛髪であっても、メーカーが指定した割合で調合します。
毛質の対応は、前処理によるコントロール、塗布の順番、塗布量、放置時間で行います。
よって、(染まりにくい毛髪では、染毛剤の1剤と2剤の割合を変える)→(染まりにくい毛質でも、染毛剤の1剤と2剤の割合は変えない)の間違いです。
3、
もみ上げ、フロントは染まりにくく、頭頂部は染まりやすいです。
よって、(染まりやすいので最後に塗布する)→(染まりにくいので最初に塗布する)の間違いです。
4、
バージンヘアの毛先は染まりにくいです。
反対に根本は染まりやすいです。
よって、(毛先は染まりやすいので根元から先に塗布する)→(毛先は染まりにくいので先に塗布して、時間差で染まりやすい根本に塗布する)の間違いです。
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