美容師の過去問
第32回
関係法規・制度 問5

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問題

第32回 美容師国家試験 関係法規・制度 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

「生活衛生関係営業の適正化及び振興に関する法律」に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  美容業などの生活衛生関係営業の経営の健全化指導等の措置を講じて、公衆衛生の向上及び増進と国民生活の安定に寄与することを目的としている。
b  美容業などの生活衛生関係営業について、営業の施設基準や衛生上講ずべき措置を定めている。
c  美容師免許などの生活衛生関係営業に従事する者の免許に関する共通の事項を定めている。
d  利用者又は消費者の利益の擁護を図る生活衛生営業指導センターについて定めている。
  • aとb
  • bとc
  • cとd
  • aとd

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 4 です。

a・dは「生活衛生関係営業の適正化及び振興に関する法律」により定められていますが、b・cについては「美容師法」により定められています。

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02

答えは4です。

【生活衛生関係営業の適正化及び振興に関する法律】は、次のことを目的としています。
①衛生施設の改善向上
②経営の健全化
③振興等を通じて、その衛生水準の維持向上
④利用者や消費者の利益の擁護
⑤営業者の組織の自主的活動を促進
⑥過度の競争がある等の場合は料金の規制
⑦振興の計画推進
⑧経営の健全化の指導
⑨苦情処理の業務を適正に処理する体制
⑩表示の適正化
⑪公衆衛生の向上
⑫国民生活の安定


a、
問題文を分解すると、
・経営の健全化指導
・公衆衛生の向上
・国民生活の安定
に分けられます。
それぞれ、この法律の⑧⑪⑫に当てはまります。
よって、正しいです。

b、
問題文を分解すると、
・施設基準
・衛生上講ずべき措置
に分けられます。
どちらも、この法律には記載してません。
よって、間違いです。

c、
問題文を分解すると、
・免許に関する共通の事項
と、書いてあります。
この法律には、免許の記載はありません。
よって、違います。

d、
問題文を分解すると、
・ 利用者や消費者の利益の擁護
と、書いてあり、④にあります。
よって、正しいです。

正しいのはaとdなので、4が正解になります。

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03

正解は、4です。

b. 美容業などの生活衛生関係営業について、営業の施設基準や衛生上講ずべき措置を定めているのは、美容師法・理容師法です。
c. 美容師免許などの生活衛生関係営業に従事する者の免許に関する共通の事項を定めているのは、美容師法・理容師法です。
どちらも美容師法・理容師法によって定められています。

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