美容師の過去問
第32回
公衆衛生・環境衛生 問6
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問題
第32回 美容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
妊産婦の健康管理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 母子健康手帳は、医療機関から交付される。
- 妊産婦は、妊娠や出産に関して助産師や保健師から必要な保健指導を受けることができる。
- 妊娠高血圧症候群では、むくみやタンパク尿などの症状が見られる。
- 母子保健法のほか、労働基準法にも妊産婦についての規定が設けられている。
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この過去問の解説 (3件)
01
【母子保健法】
母性、乳児、幼児の健康の保持と増進の法律です。
1、
母子健康手帳は、母子保健法に定められています。
・妊娠した者は速やかに、市町村長に妊娠の届出をします。
・市町村は届出を受けて、母子健康手帳を交付します。
よって、(医療機関)→(市町村)の間違いで、これが正解になります。
2、
市町村は、妊産婦や配偶者に、医師や助産師や保健師の、保健指導を行います。
よって、正しいです。
3、
妊娠高血圧症候群とは、主に妊娠20週~分娩後12週に高血圧になることです。
高血圧に伴って、タンパク尿やむくみも起こることがあります。
よって、正しいです。
4、
労働基準法には、妊産婦のことについて書いてあります。
・産前産後の休業
・妊婦の軽易業務転換
・妊産婦の時間外労働などの規制
・育児時間
などです。
違反した場合、6カ月以下の懲役又は30万円以下の罰金になります。
よって、正しいです。
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02
母子健康手帳は「医療機関」ではなく各「市町村」から交付されます。
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03
母子手帳は、各市町村に届け出て発行してもらいます。
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