美容師の過去問
第32回
公衆衛生・環境衛生 問7
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問題
第32回 美容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
喫煙に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 膀胱がんの罹患の危険性を高める。
- 受動喫煙は、小児ぜんそくの罹患の危険性を高める。
- わが国の20歳以上の男性の喫煙率は、年々増加傾向にある。
- 健康増進法には、受動喫煙防止について規定されている。
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この過去問の解説 (3件)
01
わが国の20歳以上の男性の喫煙率は、年々「低下」傾向にあります。若い女性の喫煙率は増加の傾向にあるそうです。
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02
【喫煙のリスク】
喫煙は、多くの健康被害の可能性があります。
タバコには、多くの有害物質が含まれているからです。
それを慢性的に、体内に取り込むことが原因です。
1、
膀胱は、喫煙の影響が届きにくいイメージですが、膀胱がんの原因に喫煙があると分かっています。
タバコの煙には、60種類以上の発がん性物質や発がん性促進物があります。
体内に取り込まれた有害物質は、一時的に尿として膀胱にたまり、有害物質にさらされる時間が長く、がん化のリスクが高くなります。
よって、正しいです。
2、
受動喫煙とは、自分の意志とは関係なく副流煙を吸い込むことを言います。
受動喫煙によって子どもが受けるリスクは、
・乳幼児突然死症候群
・喘息
・呼吸器低下
・中耳の病気
・虫歯
などです。
受動喫煙によって、小児喘息のリスクは上がります。
よって、正しいです。
3、
男性の喫煙率 1965年82.3%
1990年60.5%
2015年31.0%
男性の喫煙率は年々減少しています。
よって、(増加の傾向)→(減少の傾向)の間違いなので、これが正解になります。
4、
健康増進法とは、国民の健康維持と現代病予防を目的とした法律です。
受動喫煙の防止についても書かれています。
よって、正しいです。
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03
男性の喫煙者数は、年々減少傾向にあります。
喫煙者率は、男性39.5%、女性12.9%となっています。
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