美容師の過去問
第32回
美容理論 問42

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問題

第32回 美容師国家試験 美容理論 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

シザーズに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • シザーズは、開閉したときに交点での接触圧が均等であるものがよい。
  • アールシザーズは、刃が弓なりに反っているので、フロントなどの細かい部分の修整に適している。
  • セニングシザーズは、毛髪の分量をほどよく整えるために用いる。
  • 小指掛のあるシザーズでは、小指掛のあるほうの刃が動刃となる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 4 です。

小指掛のあるシザーズでは、小指掛のあるほうの刃が「静刃」となる。

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02

答えは4です。

1、
良いシザーズとは、
・鋏背(きょうはい)の角や触点の仕上げがきれいなものが良いです。
・シザーズを開閉した時に、交点での接触圧が均等であるものが良いです。
・動派と静派の間に、凸レンズ状のあきが正確につくられているのもが良いです。
よって、正しいです。

2、
シザーズには、カッティングシザーズ、セニングシザーズ、アールシザーズがあります。
アールシザーズは、刃が弓なりに反っています。
細かい部分の調整やカーブをつかってカットします。
よって、正しいです。

3、
セニングシザーズとは、間引きするように毛量を減らして、毛量調整するのに使います。
よって、正しいです。

4、
シザーズの小指掛(しょうしかけ)は薬指孔(やくしこう)の隣にあり、静刃に繋がっています。
一方、母指孔(ぼうしこう)は動刃に繋がっています。
小指掛があるシザーズでも、ないタイプのシザーズでも、母指で操作する刃が動刃になります。
よって、(小指掛のあるほうの刃が動刃)→(小指掛のあるほう刃が静派)の間違いで、これが正解になります。

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03

正解は、4です。


小指掛のあるシザーズでは、小指掛のあるほうの刃が静刃となります。
このような類の設問は、暗記してしまうとスムーズに解答することができます。

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