美容師の過去問
第33回
美容の物理・化学 問40
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問題
第33回 美容師国家試験 美容の物理・化学 問40 (訂正依頼・報告はこちら)
パーマネントウェーブの原理に関する次の文章の( )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「毛髪を形成するケラチンの架橋構造の( A )結合を第1剤(1液)に含まれるチオグリコール酸などの( B )により切断し、次にカーリングロッドに毛髪を巻いて第2剤(2液)を作用させると、含まれる( C )などの薬剤の働きにより架橋構造にずれを生じた状態で( A )結合が復元し、ウェーブが固定される。」
「毛髪を形成するケラチンの架橋構造の( A )結合を第1剤(1液)に含まれるチオグリコール酸などの( B )により切断し、次にカーリングロッドに毛髪を巻いて第2剤(2液)を作用させると、含まれる( C )などの薬剤の働きにより架橋構造にずれを生じた状態で( A )結合が復元し、ウェーブが固定される。」
- ( A )ペプチド ( B )酸化剤 ( C )臭素酸カリウム
- ( A )シスチン ( B )酸化剤 ( C )アンモニア
- ( A )ペプチド ( B )還元剤 ( C )アンモニア
- ( A )シスチン ( B )還元剤 ( C )臭素酸カリウム
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この過去問の解説 (3件)
01
「毛髪を形成するケラチンの架橋構造の( A.シスチン)結合を第1剤(1液)に含まれるチオグリコール酸などの( B.還元剤 )により切断し、次にカーリングロッドに毛髪を巻いて第2剤(2液)を作用させると、含まれる( C.臭素酸カリウム )などの薬剤の働きにより架橋構造にずれを生じた状態で( A.シスチン )結合が復元し、ウェーブが固定される。」
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02
「毛髪を形成するケラチンの架橋構造の(シスチン)結合を第1剤(1液)に含まれるチオグリコール酸などの(還元剤)により切断し、次にカーリングロッドに毛髪を巻いて第2剤(2液)を作用させると、含まれる(臭素酸カリウム)などの薬剤の働きにより架橋構造にずれを生じた状態で(シスチン)結合が復元し、ウェーブが固定されます。」
このような類の問題は暗記してしまうとスムーズに解答することが出来ます。
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03
Aについて、パーマ剤で切断するのはシスチン結合です。
ペプチド結合は、アミノ酸の基本的な結合で、ここが切れてしまうと二度と元には戻りません。
カラーやパーマなどのダメージによってペプチド結合が切断され、断毛や枝毛の原因となります。
Bについては、第1剤は還元剤、第2剤は酸化剤です。
Cについては、他に当てはまる単語として、過酸化水素水や臭素酸ナトリウムもあります。
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