美容師の過去問
第34回
公衆衛生・環境衛生 問7

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問題

第34回 美容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

人口の高齢化と後期高齢者に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 2009年の国勢調査で、わが国の老年人口割合は30%を超えている。
  • わが国の高齢化は、世界でも以前にはなかったほどの速さで進んでいる。
  • 後期高齢者とは、70歳以上の高齢者をいう。
  • 後期高齢者の医療費は、全額国が負担している。

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この過去問の解説 (4件)

01

(1)2009年の国勢調査で老年(65歳以上)人口割合は22.7%でした。

(2)は正しいです。日本はすごい速さで高齢化社会になり、世界なかでも、高齢化の度合いはトップです。

(3)65~74歳を前期高齢者といいます。75歳以上を後期高齢者といいます。

(4)75歳以上の後期高齢者が支払う保険料は1割で、残りは、現役世代(国民健康保険、被用者保険)からの後期高齢者支援金(4割)と公費(5割)で賄われています。
ただし、後期高齢者の所得が多い場合は、3割負担となります。

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02

正解は2です。

選択肢1. 2009年の国勢調査で、わが国の老年人口割合は30%を超えている。

2009年9月時点での高齢者(65歳以上)人口は2898万人で、総人口に占める割合は男女計で22.7%となっています。

1は誤った説明です。

選択肢2. わが国の高齢化は、世界でも以前にはなかったほどの速さで進んでいる。

日本の高齢化は類を見ないほど加速していて、1980年には10.3%だった割合が25年後の2005年には20.2%と倍増しています。

2が正しい説明です。

選択肢3. 後期高齢者とは、70歳以上の高齢者をいう。

65~74歳は前期高齢者、75歳以上後期高齢者と位置付けられています。

3は誤った説明です。

選択肢4. 後期高齢者の医療費は、全額国が負担している。

後期高齢者の医療費窓口負担は、住民税課税所得が145万円以上の現役並み所得者を除いては1割負担となっています。(令和4年10月の改定)

4も誤った説明です

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03

正解は 2 です。

1:2009年での老年人口は約22%です。
3:後期高齢者とは、「75」歳以上の高齢者のことを言います。
4:後期高齢者の医療費は、住民税課税所得額によって変わり、「1~3割が自己負担」になります。

参考になった数2

04

正解は、2です。

1.2009年の老年人口割合は約22%に上昇しています。
3.後期高齢者とは、75歳以上の高齢者を指します。
4. 後期高齢者の医療費は、1割自己負担しています。

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