美容師の過去問
第34回
美容の物理・化学 問37
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問題
第34回 美容師国家試験 美容の物理・化学 問37 (訂正依頼・報告はこちら)
染毛剤や染毛料に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 一時着色料は、染料が髪の表層部に浸透し、シャンプーのたびに少しずつ除去される。
- 半永久染毛剤は、メラニンの脱色と毛皮質内での染料の酸化重合を同時に行う。
- 永久染毛剤やヘアブリーチ剤は、医薬部外品である。
- 酸化染毛剤を用いるときのパッチテストは、初めて使用する時だけ行えばよい。
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この過去問の解説 (4件)
01
一時着色料は毛髪の表面に付着するだけです。
効果は一時的であり、一回のシャンプーで洗い落とすことができます。
染料が髪の表層部に浸透し、シャンプーのたびに少しずつ除去されるのは、半永久染毛剤(酸性染毛料)です。
(2)は間違いです。
半永久染毛剤には脱色の力はありません。
酸化重合と言えば、永久染毛剤(酸化染毛剤)のことになります。
(3)は正しいです。
永久染毛剤(酸化染毛剤)・ヘアブリーチ剤→医薬部外品
半永久染毛剤(酸性染毛料)→化粧品
一時着色料→化粧品
(4)永久染毛剤(酸化染毛剤)を一回使用し、そのときに問題がなくても、次回使用したときにアレルギーを起こすことがあります。
このため、永久染毛剤(酸化染毛剤)を使用するたびにパッチテストを行う必要があります。
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02
1. 一時着色料は、表面に着色しているだけなのでシャンプーで除去できます。
2.メラニンの脱色と毛皮質内での染料の酸化重合を同時に行えるのは、永久染毛剤です。
4.酸化染毛剤を用いるときのパッチテストは、毎度必ず行いましょう。
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03
正解は3です。
ヘアマスカラやヘアカラースプレーなどの一時着色料(一時染毛料)は、着色料を毛髪の表面に付着させて一時的に着色するもので、一度のシャンプーでほとんどが洗い流されます。
1は誤った説明です。
カラートリートメントやカラーリンスなどの半永久染毛料は、染料がキューティクルのすきまから毛髪の表層部に浸透するもので、シャンプーのたびに色落ちしていきます。
2も誤った説明です。
永久染毛剤やヘアブリーチ(脱色剤)は医薬部外品に分類され、半永久染毛料や一時染毛料は化粧品に分類されます。
3が正しい説明です。
酸化染毛剤のパッチテストは、使用する直前に毎回行うことが義務付けられています。
4は誤った説明です。
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04
1:一時着色料は、染料が髪の表面に付着するだけで、シャンプーすると除去されてしまいます。
2:メラニンの脱色と毛皮質内での染料の酸化重合を同時に行うのは「永久染毛剤」です。
4:酸化染毛剤を用いるときのパッチテストは、毎回必ず行う必要があります。
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