美容師の過去問
第35回
感染症 問11
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問題
第35回 美容師国家試験 感染症 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
感染症法の三類感染症に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 病気にかかった場合の危険性が極めて高い。
- 特定の職業への就業が制限される。
- 医師は、診断後に届け出る義務はない。
- 入院勧告がなされる。
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この過去問の解説 (4件)
01
正解は2です。
三類感染症には、コレラ、赤痢、腸管出血性大腸感染症、腸チフス、パラチフスなどがあり、特定の職業への就業が制限されます。
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02
1 誤っています。
危険性の高さは第一類が極めて高く、第二類、第三類と危険性は下がって分類されています。
2 正しいです。
第三類感染症にはかかった場合の実施できる措置として、人に接する職業等への就業制限があります。都道府県知事が必要と認める場合等、制限するには条件があります。
3 誤っています。
医師は、第三類感染症の患者が発生するたびに、診断後はただちに届け出が必要です。
4 誤っています。
第三類には入院勧告はなされません。
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03
1.「病気にかかった場合の危険性が極めて高い」とされているのは第一類感染症で、
第三類感染症は「危険性は高くないが特定の職業への就業によって感染症の集団発生を起こし得る感染症」と厚生労働省によって定められていますので、間違いです。
2.設問の通り、特定の職業への就業が制限されます。
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律において、「感染症例への入院勧告規定はないが、飲食物にかかわる就業が制限される。」と定められています。
3.感染症法に基づき、医師の届出が義務付けられていますので間違いです。
4.感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律において、「感染症例への入院勧告規定はないが、飲食物にかかわる就業が制限される。」と定められていますので、間違いです。
入院勧告がなされるのは、第一類感染症と第二類感染症です。
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04
正解は2です。
病気にかかった場合の重篤性などから総合的に判断した結果、危険性が極めて高いとされるのは1類感染症です。
1は誤った説明です。
3類感染症は、り患した場合の危険性はそれほど高くないけれど、食品系など特定の職業においては就業が制限されます。
2が正しい説明です。
3類感染症患者を診察した医師は、保健所を通じて都道府県知事に届け出る義務があります。
3は誤った説明です。
1類および2類感染症は、都道府県知事が必要と認める場合には入院勧告がなされます。
4も誤った説明です。
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