美容師の過去問
第35回
衛生管理技術 問20
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問題
第35回 美容師国家試験 衛生管理技術 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
被消毒物と消毒方法に関する次の組合せのうち、適切でないものはどれか。
- 木綿のタオル ----- 蒸気消毒
- 合成樹脂製の毛払いブラシ ----- 薬液消毒
- 鼈甲の櫛 ----- 煮沸消毒
- ステンレス鋼の鋏 ----- 紫外線消毒
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この過去問の解説 (4件)
01
鼈甲の櫛は、乾拭きが基本です。
鼈甲は研磨して光沢をだしてありますので、煮沸消毒のように、お湯などにつけてはいけません。
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02
正解は3です。
木綿のタオルの消毒は、蒸気消毒(80℃を超える蒸気を10分間以上あてる)と次亜塩素酸ナトリウム消毒(次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間以上浸す)が適しています。
1は正しい説明です。
合成樹脂製の毛払いブラシの消毒には、薬液消毒(逆性石けん、両性界面活性剤、グルコン酸クロルヘキシジンなど)が適しています。
2も正しい説明です。
鼈甲の櫛の消毒は、熱に弱く変形する恐れがあるため煮沸消毒は適しません。
3が誤った説明です。
ステンレス鋼の鋏には、金属を腐食するおそれのある次亜塩素酸ナトリウム消毒以外の紫外線消毒や薬液消毒などが適しています。
4は正しい説明です。
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03
鼈甲の櫛は天然素材を原料としているので、煮沸消毒してしまうと変形してしまう恐れがあります。煮沸消毒や長時間液体に浸す方法は不向きです。
お手入れ方法は、やわらかい布などで汚れを拭き取ってから保管します。
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04
1.設問の通り、木綿のタオルは蒸気消毒ができます。
蒸気消毒は、熱に弱い器具は適しません。
血液の付着が無いタオル、布片類に使用できる消毒
・蒸し器による蒸気消毒
・次亜塩素酸ナトリウム消毒
2.設問の通り、合成樹脂製の毛払いブラシは薬液消毒ができます。
合成樹脂製の器具に適さないのは、蒸気消毒と煮沸消毒です。
熱により変形する可能性があります。
3.鼈甲の櫛は煮沸消毒に適さないので間違いです。
熱に弱く、変形する可能性があります。
4.設問の通り、ステンレス鋼の鋏は紫外線消毒ができます。
金属類に適さない消毒方法は、次亜塩素酸ナトリウム消毒です。
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