美容師の過去問
第35回
美容の物理・化学 問37
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問題
第35回 美容師国家試験 美容の物理・化学 問37 (訂正依頼・報告はこちら)
酸化染毛剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 酸化染毛剤は、シャンプーのたびに染料が流出する。
- 酸化染毛剤には、水に可溶な法定色素の酸性染料が有効成分として用いられる。
- 酸化染毛剤は、法律により化粧品に分類されている。
- 酸化染毛剤の使用に当たっては、毎回必ずパッチテストを行う。
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この過去問の解説 (4件)
01
1 . 酸化染毛剤は永久染毛剤の一種で、シャンプーで色落ちはしませんので間違いです。
2 . 酸化染毛剤に含まれる有効成分である法定色素の酸性染料は、不溶性ですので間違いです。
3 . 酸化染毛剤は、法律により医薬部外品に分類されているので間違いです。
ヘアカラーに用いられる化粧品は染毛料です。
4 . 設問の通り、酸化染毛剤の使用に当たっては、毎回必ずパッチテストを行う必要があるので正解です。
酸化染毛剤に含まれる酸化染料の物質は、アレルギーを起こす可能性があります。
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02
正解は4です。
酸化染毛剤は、永久染毛剤なので持続性が高く色落ちは少ないですが、一時染毛剤や半永久染毛剤は、シャンプーのたびに色落ちします。
1は誤った説明です。
酸化染毛剤に使用される法定(タール)色素の酸化染料は、不溶性で水には溶けにくくなっています。
2も誤った説明です。
「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」で、永久染毛剤(酸化染毛剤・非酸化染毛剤)は医薬部外品、一時染毛剤や半永久染毛剤は化粧品に分類されています。
3も誤った説明です。
酸化染毛剤の使用にあたっては、施術のたびに毎回パッチテストを行うことが義務付けられています。
4が正しい説明です。
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03
1 誤っています。
酸化染毛剤は、酸化染料が毛髪中で酸化して結びつくことで発色します。毛髪内で発色し、定着しているので、シャンプーのたびに色が落ちることはありません。
2 誤っています。
酸化染毛剤には、水に溶けにくい法定色素の酸化染料が有効成分として用いられています。
3 誤っています。
酸化染毛剤は、医薬部外品に分類されています。
4 正しいです
酸化染毛剤の使用の際には、毎回パッチテストを行う必要があります。
酸化染毛剤によるアレルギー反応の報告があるためです。
酸化染毛剤は、使用中でも肌や健康状態に変化がないか注意する必要があります。異常が見られる場合は使用を中止しなければなりません。
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04
酸化染毛剤の使用に当たっては、皮膚の炎症が起きないか毎回必ずパッチテストを行う必要があります。
酸化染毛剤は医薬部外品です。
毛髪の色素のメラニンを酸化して脱色すると同時に、酸化染料を毛皮質中まで浸透させるのでシャンプーでは落ちません。
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