美容師の過去問
第35回
美容の物理・化学 問38
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問題
第35回 美容師国家試験 美容の物理・化学 問38 (訂正依頼・報告はこちら)
ヘアリンス剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- へアリンス剤に用いられる第四級アンモニウム塩には、帯電防止効果がある。
- ヘアリンス剤に用いられる第四級アンモニウム塩は、陰イオン界面活性剤である。
- 酸性リンス剤は、酸性の薬剤の使用後に用いられる。
- ジンクピリチオンは、清涼感を与えるために配合される特殊成分である。
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この過去問の解説 (4件)
01
へアリンス剤に用いられる第四級アンモニウム塩には、帯電防止効果があり、静電気の防止にもつながります。
第四級アンモニウム塩は陽イオン界面活性剤です。
酸性リンス剤はアルカリ薬剤の使用後に用いられます。
ジンクピリチオンは、細菌に対する抗菌作用があります。
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02
1.設問の通り、へアリンス剤に用いられる第四級アンモニウム塩には、帯電防止効果がありますので正解です。
静電気を防止します。
他に被膜の形成、光沢、質感を柔軟にする効果があります。
2 . ヘアリンス剤に用いられる第四級アンモニウム塩は、陽イオン界面活性剤(カチオン界面活性剤)ですので間違いです。
3 . 酸性リンス剤は、アルカリ性の薬剤の使用後に使うので間違いです。
パーマ、カラー、縮毛矯正などでアルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻す働きがあります。
4 . ジンクピリチオンは、抗菌剤や防腐剤として配合されるので間違いです。
フケ防止の効果があります。
清涼感を与えるために配合される特殊成分は、メントールです。
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03
1 正しいです。
ヘアリンス剤に使われる第四級アンモニウム塩には帯電防止効果があり、静電気の発生を防止します。
2 誤っています。
ヘアリンス剤に用いられる第四級アンモニウム塩は、陽イオン界面活性剤です。
3 誤っています。
酸性リンス剤は、アルカリ性薬剤の使用後にアルカリ性に傾いた毛髪を中和する目的で使用します。
4 誤っています。
ジンクピリチオンは、抗菌効果を与えるために配合されます。頭皮のフケやかゆみを抑える効果があります。
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04
正解は1です。
ヘアリンス剤に使用される第四級アンモニウム塩には、毛髪を柔軟にしたり光沢を与えたり、被膜を形成したり帯電を防止したりといった効果があります。
1が正しい説明です。
ヘアリンス剤の主成分である第四級アンモニウム塩は、陽イオン(カチオン)界面活性剤です。
2は誤った説明です。
酸性リンス剤は、アルカリ性の薬品を使用した後に健康な髪の状態である弱酸性に戻すために使用されます。
3も誤った説明です。
ジンクピリチオンは、ふけやかゆみを抑制し脂漏性皮膚炎にも有効な成分です。
4も誤った説明です。
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