美容師の過去問
第35回
美容の物理・化学 問39
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問題
第35回 美容師国家試験 美容の物理・化学 問39 (訂正依頼・報告はこちら)
ヘアスタイリング剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。・
- エアゾールタイプのヘアスタイリング剤に噴射剤として配合されるのは、フロンガスである。
- ヘアスタイリング剤に配合されるアクリル樹脂アルカノールアミン液は、防腐・殺菌剤である。
- ヘアスタイリング剤のセットカの違いは、界面活性剤の配合量による。
- へアクリームは、油性原料と水を乳化させたエマルジョン型のヘアスタイリング剤である。
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この過去問の解説 (4件)
01
1 . エアゾールタイプのヘアスタイリング剤に噴射剤として配合されるのは、主に液化ガスなので間違いです。
現在フロンガスは、オゾン層破壊など環境汚染の観点から、使用禁止です。
2 . ヘアスタイリング剤に配合されるアクリル樹脂アルカノールアミン液は、被膜形成剤ですので間違いです。
3 . ヘアスタイリング剤のセットカの違いは、合成ポリマーなど水溶性高分子の配合量によるので間違いです。
界面活性剤は、水分のある毛髪とのなじみを良くするために配合されます。
4 .設問の通り、へアクリームは、油性原料と水を乳化させたエマルジョン型のヘアスタイリング剤ですので正解です。
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02
へアクリームは、油性原料と水を乳化させたエマルジョン型のヘアスタイリング剤です。
エアゾールタイプのヘアスタイリング剤は液化石油ガスです。
アクリル樹脂アルカノールアミン液は、皮膜形成剤です。
セットカの違いは皮膜形成剤の配合量の違いです。
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03
正解は4です。
エアゾールタイプのヘアスタイリング剤の噴射剤には、液化石油ガス(LPG)やジメチルエーテル(DME)が使用されています。
1は誤った説明です。
アクリル系の合成ポリマーであるアクリル樹脂アルカノールアミン液は、ヘアスタイリング剤に皮膜形成剤として使用されています。
2も誤った説明です。
ヘアスタイリング剤のセット力の違いは、ポリビニルピロリドンやアクリル樹脂アルカノールアミン液などの皮膜形成剤の配合量によるものです。
3も誤った説明です。
ヘアクリームは、油性成分と水を乳化させたエマルジョン型の液状スタイリング剤です。
4が正しい説明です。
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04
1 誤っています。
エアゾールタイプのヘアスタイリング剤に噴射剤として配合されるのは、主に液化ガスです。
2 誤っています。
アクリル樹脂アルカノールアミン液は、防腐・殺菌のためではなく、セット力をアップさせるために配合されます。
3 誤っています。
ヘアスタイリング剤の界面活性剤は、髪となじみやすくするために配合されています。
セット力の違いは、合成樹脂の配合量によります。
4 正しいです。設問の通りです。
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