美容師の過去問
第36回
公衆衛生・環境衛生 問8
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問題
第36回 美容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
不足するビタミンと疾病に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
- ビタミンA ------ 夜盲症
- ビタミンB1 ----- 脚気
- ビタミンC ------ 壊血病
- ビタミンD ------ 糖尿病
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この過去問の解説 (4件)
01
ビタミンDは、くる病(乳幼児)、骨軟化症(成人)などです。
1.ビタミンAは、夜盲症の他に角膜軟化症があります。
2.ビタミンB1は、脚気の他に神経炎があります。
3.ビタミンCは、壊血病です。
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02
正解は4です。
ビタミンの摂取量が不足することなどで起こる「ビタミン欠乏症」は不足するビタミンによってある特定の症状が現れます。
ビタミンAの不足によって起こる症状は初期には夜間にものがみえにくくなる「夜盲症」があり、眼球乾燥症や角膜軟化症などを引き起こすこともあり失明することもあります。
1は正しい組み合わせです。
ビタミンB1の不足によって起こる症状に「脚気」があります。
倦怠感屋食欲不振、イライラや手足のしびれ・むくみなどの症状が現れ、重症化すると最悪の場合心不全で死亡することもあります。
2も正しい組み合わせです。
ビタミンCの欠乏によって起こるのは「壊血病」で、皮膚が青白くなり歯茎や皮下に出血が起こります。
3も正しい説明です。
ビタミンDが不足すると骨の形成に不具合が生じ小児では「くる病」、成人では「骨粗鬆症」などを発症します。
4が誤った説明です。
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03
ビタミンDが不足すると小腸や腎臓からのカルシウム吸収が不十分となり、骨や歯の形成がうまくいかなくなります。
赤ちゃんや子どもではくる病、成人では骨軟化症を引きおこすといわれています。
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04
ビタミンDが不足すると、くる病を発症する可能性があります。
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