美容師の過去問
第36回
美容の物理・化学 問40

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問題

第36回 美容師国家試験 美容の物理・化学 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

芳香製品に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 香水は、メタノールに調合香料を溶解したものである。
  • オーデコロンは、パフュームコロンよりも香料の配合量が少ない。
  • 香料の発散により、3段階に分けられる香水の香りのうち、2時間以上残るものをうわだちという。
  • 香水には合成香料は使用されない。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は「オーデコロンは、パフュームコロンよりも香料の配合量が少ない。」です。

選択肢1. 香水は、メタノールに調合香料を溶解したものである。

香水は,基本的にエタノールに15~20%の調合香料を溶解して熟成したものです。

選択肢2. オーデコロンは、パフュームコロンよりも香料の配合量が少ない。

オーデコロンは、パフュームコロンよりも香料の配合量が少ないので、正解です。

選択肢3. 香料の発散により、3段階に分けられる香水の香りのうち、2時間以上残るものをうわだちという。

うわだちとは、5~10分でにおう最初の香りのことです。

選択肢4. 香水には合成香料は使用されない。

香水は、合成香料は使用されています。

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02

正解:オーデコロンは、パフュームコロンよりも香料の配合量が少ない。

選択肢1. 香水は、メタノールに調合香料を溶解したものである。

香水は、【エタノール】に調合香料を溶解したものです。

選択肢2. オーデコロンは、パフュームコロンよりも香料の配合量が少ない。

香料の持続時間(濃度)で、呼称が変わります。

長いものから、

●パルファン

●オードパルファン(パフュームコロン)

●オーデトワレ

●オーデコロン

です。

選択肢3. 香料の発散により、3段階に分けられる香水の香りのうち、2時間以上残るものをうわだちという。

うわだちは最初の香りです。(トップノート)

選択肢4. 香水には合成香料は使用されない。

香水に合成香料は使用されています。

参考になった数4

03

正解は「オーデコロンは、パフュームコロンよりも香料の配合量が少ない。」です。

選択肢1. 香水は、メタノールに調合香料を溶解したものである。

誤った説明です。

香水とは、調合香料をエタノール(エチルアルコール)で溶解したもので、日本では一般的に15~30%の濃度のものを指しています。

選択肢2. オーデコロンは、パフュームコロンよりも香料の配合量が少ない。

正しい説明です。

オーデコロンは、濃度が3~4%のもので、10~15%濃度のパヒュームコロンよりも香料の配合量が少ないものです。

選択肢3. 香料の発散により、3段階に分けられる香水の香りのうち、2時間以上残るものをうわだちという。

誤った説明です。

香水の香料発散による分類は、つけてから5~10分のうわだち(トップノート)、つけてから30~1時間のなかだち(ミドルノート)2時間以上残るあと残り(ラストノート)の3つに分類されます。

選択肢4. 香水には合成香料は使用されない。

誤った説明です。

香水の主原料である香料は、動植物から採取された「天然香料」と化学的につくられた「合成香料」とがあります。

参考になった数1

04

正解は、「オーデコロンは、パフュームコロンよりも香料の配合量が少ない。」です。

選択肢1. 香水は、メタノールに調合香料を溶解したものである。

香水は、エタノールに15~20%の調合香料を溶解し、熟成したものです。

選択肢2. オーデコロンは、パフュームコロンよりも香料の配合量が少ない。

正解です。

選択肢3. 香料の発散により、3段階に分けられる香水の香りのうち、2時間以上残るものをうわだちという。

うわだちの意味は、5~10分で香る最初の匂いのことを指します。

選択肢4. 香水には合成香料は使用されない。

香水には、合成香料も使用されています。

参考になった数1