美容師の過去問
第37回
公衆衛生・環境衛生 問7

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問題

第37回 美容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

わが国の母子保健の統計に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 2012年の出生数は、200万人を超えている。
  • 2012年の合計特殊出生率は、2.0である。
  • 乳児死亡率は、現在では世界でトップクラスの低い水準である。
  • 妊産婦死亡率は、終戦から今日に至るまで改善されていない。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は、3です。

1.2012年の出生数は、103万7,101人です。
2.2012年の合計特殊出生率は、1.41です。
4.妊産婦死亡率は、戦後から今日までに非常に改善されています。

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02

正解は3です。

厚生労働省の「人口動態統計調査」によると、2012年(平成24年)の出生数103万7101人です。

1は誤った説明です。

同じく厚生労働省の「人口動態統計調査」によると、2012年(平成24年)の合計特殊出生率1.41です。

2も誤った説明です。

2012年(平成24年)の乳児死亡率2.2で、世界でもトップクラスの低い水準になっています。

3が正しい説明です。

2012年(平成24年)の妊産婦死亡率4.0で、戦後すぐの1947年(昭和22年)の160.1と比べると40分の1に減少していて、大幅に改善されているのが分かります。

4は誤った説明です。

人口動態統計調査

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03

正解:3

乳児死亡数とは、生後1年未満の死亡数です。
日本では世界でもトップクラスの低い水準を保っています。

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1:2012年の出生率は103万7101人です。

2:2012年の合計特殊出生率は1.41です。
(合計特殊出生率とは、一人の女性が出産可能とされる15歳から49歳までに産む子供の数の平均です)

4:妊産婦死亡率は改善され、今では1%にも満たない数字になっています。

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04

正解は【3】です。

1 . 2012年の出生数は、103万7101人なので間違いです。

2 . 2012年の合計特殊出生率は、1.41なので間違いです。

3 . 設問の通り、乳児死亡率は、現在では世界でトップクラスの低い水準ですので正解です。
2017年の乳児死亡率は1.9%で、世界的みても低率国です。

4 . 妊産婦死亡率は、医療の進化とともに改善されているので間違いです。

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