美容師の過去問
第37回
感染症 問11

正解は、１です。

百日せきの病原体は、ウイルスではなく細菌です。

正解は1です。

百日せきは百日せき菌という細菌を病原体とする感染症で、激しい咳を伴い乳児では死に至ることもあります。

感染経路は飛沫感染や接触感染です。

1が誤った説明です。

つつが虫病はつつが虫病リケッチアを病原体とする感染症で、小型のダニの一種であるつつが虫の幼虫に刺されることで感染します。

2は正しい説明です。

破傷風は破傷風菌という細菌を病原体とする感染症で、土壌などに分布する菌が創傷などから体内に侵入することで感染します。

3も正しい説明です。

マラリアはマラリア原虫を持った蚊（ハマダラカ）に刺されることで起こる感染症で、熱帯・亜熱帯に広く分布し致死率の高い感染症です。

4も正しい説明です。

正解は【1】です。

1 . 百日せきの病原体は百日咳菌で、細菌ですので間違いです。
感染経路は飛沫感染・接触感染で、ワクチンの接種が推奨されています。

2 . つつが虫病はダニの一種であるツツガムシによりリケッチアが媒介されて起こるので正解です。
予防に利用可能なワクチンはなく、ダニの吸着を防ぐことが重要です。

3 . 破傷風は破傷風菌により引き起こる感染症です。
破傷風菌は細菌なので正解です。

4 . マラリアはマラリア原虫を持つハマダラカに媒介されて感染するので正解です。

正解：1
百日せきの病原体は百日咳菌です。飛沫感染が主な原因となります。
ワクチン（四種混合）の接種が推奨されています。

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2.つつがむし病
予防に利用可能なワクチンはなく、ダニの吸着を防ぐことが最も有効とされています。

3.破傷風
人から人への感染はありません。
ワクチン（四種混合）の接種が推奨されています。

4.マラリア
マラリア原虫保有の雌ハマダラカによる吸血時に原虫が体に侵入し、感染します。
予防薬の内服、防蚊対策が大事です。