美容師の過去問
第37回
公衆衛生・環境衛生 問10
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問題
第37回 美容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
水に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
- 水系感染症(赤痢や腸チフス等)の予防 ───── 水道水の利用
- 成人が1日に排出する水分量 ────────── 約1,000ml
- 水中のカルシウムやマグネシウムの量 ────── 洗髪時の泡立ち
- 脱水症状の発生 ──────────────── 体内の水分の10%のそう失
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この過去問の解説 (4件)
01
成人が1日当たりに排出する水分量は、およそ2000~2500mlといわれています。
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1.2.4の内容は正しいです。
水中のカルシウムやマグネシウムの量が多くなると、洗髪時の泡立ちが悪くなります。
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02
正解は2です。
汚染された水を摂取することで感染する水系感染症(赤痢や腸チフス等)は、井戸水や湧き水などを使用せず整備された上水道からの水を利用することが有効な予防策です。
1は正しい説明です。
成人は1日に水分を約2300ml排泄しています。
尿・便として約1300mlと肺や皮膚から排泄される不感蒸泄(汗を除く)が約1000mlで合計約2300mlです。
2が誤った説明です。
洗髪時に使用する水の硬度が高い(カルシウムやマグネシウムの含有量が多い)と、泡立ちが悪くなります。
3は正しい説明です。
体内の水分の2~3%が失われると熱中症のような症状となり、4~6%喪失で運動能力が低下し7~8%が失われると幻覚が現れ、10%を喪失すると意識を失い臓器不全が起こる脱水症状になります。
4も正しい説明です。
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03
成人が1日に排出する水分量は約2,000~2,500mlなので間違いです。
選択肢1.3.4は設問の通りです。
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04
成人が1日に排出する水分量は、約2000~2500mlと言われています。
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