美容師の過去問
第37回
人体の構造及び機能 問24

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問題

第37回 美容師国家試験 人体の構造及び機能 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

循環器系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 門脈には動脈血が流れる。
  • リンパ管は静脈に合流する。
  • 大動脈には、ところどころに弁がある。
  • 心臓の栄養は小循環によって供給される。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は【2】です。

1 . 門脈とは、消化管を流れた血液が集まって肝臓に注ぐ部分の血管です。
門脈には、消化器から流れ出る「静脈」集まるので間違いです。

2 . リンパ管は静脈に合流するので、正解です。

3 .ところどころに弁があるのは「静脈」なので間違いです。
弁は血液の逆流を防ぐ働きがあります。

4 . 心臓の栄養は、冠状動脈によって供給されるので間違いです。
小循環とは、右心室から静脈血を肺に送り、動脈血になり、左心房に送る回路のことです。
肺で二酸化炭素を排出し、代わりに酸素を取り入れる働きがあります。

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02

正解は2です。

門脈は、消化管や膵臓及び脾臓からの静脈血を肝臓に運ぶ血管のことです。

1は誤った説明です。

リンパ管は、全身の組織からリンパ液を排出する役割を持っていて、最終的に静脈に流れ込みます。

2が正しい説明です。

血管のところどころにが付いているのは静脈です。

大動脈にも心臓の内部に限っては弁が付いていますが、静脈のように全身のところどころには付いていません。

3は誤った説明です。

小循環とは、心臓の右心室→肺の毛細血管→肺静脈→心臓の左心房に至る血液の流れで、 肺で二酸化炭素を排出し酸素を取り入れる役割を持っています。

心臓の栄養は冠状動脈によって供給されます。

4も誤った説明です。

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03

正解は、2です。

循環器系は、血管系の心臓・動脈・静脈・毛細血管とリンパ系のリンパ管・リンパ節から成っています。
1.門脈には、栄養物を含む静脈血が流れます。
3.大動脈には、心臓の左心室と大動脈の間に大動脈弁があります。大動脈弁は、3つの弁から成っています。
4.心臓の栄養は、冠状動脈によって供給されています。

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04

正解:2

リンパ管は静脈に合流します。

--------

1
門脈に流れているのは静脈血です。

3
所々に弁があるのは静脈です。弁には逆流を防ぐ働きがあります。

4
栄養は大循環(体循環)で全身に運ばれます。
小循環(肺循環)では、血液を肺で二酸化炭素と酸素を交換して心臓に送ります。

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