美容師の過去問
第37回
皮膚科学 問28
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問題
第37回 美容師国家試験 皮膚科学 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚と皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 皮膚の表面には、汗と皮脂が混じり合った弱アルカリ性の脂肪膜(皮脂膜)がある。
- 皮膚で体温調節を積極的に行っているのは、毛細血管と汗腺である。
- 皮膚の健康に必要な栄養は、血液、リンパ、組織液により体内から供給される。
- 皮膚は、紫外線が内部にまで達しないように紫外線を吸収し、また散乱させて、身体を保護する役目をしている。
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この過去問の解説 (4件)
01
正解は1です。
汗腺から分泌された汗と皮脂腺から分泌される皮脂が混じり合った弱酸性の脂肪膜(皮脂膜)が、皮膚表面を覆って水分の蒸散や雑菌の繁殖を抑えています。
1が誤った説明です。
皮膚の体温調節を積極的に行う器官は、発汗による蒸散熱で体表面の温度を下げる汗腺と、血管の拡張で熱を逃がす毛細血管が挙げられます。
2は正しい説明です
皮膚の健康を維持する上で重要な栄養素は血液やリンパ液・組織液で、それらを毛細血管やリンパ管から取り入れています。
3も正しい説明です。
表皮内のメラノサイト(色素細胞)で作られたメラニンは、紫外線を吸収し皮膚内部に達しないように保護しています。
4も正しい説明です。
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02
皮脂膜は弱酸性です。
このバランスが崩れると肌荒れなどの原因となります。
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03
皮膚の表面には、汗と皮脂が混ざり合った弱酸性の脂肪膜(皮脂膜)があります。
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04
皮膚の表面には、汗と皮脂が混じり合った【弱酸性】の脂肪膜(皮脂膜)があります。
菌の侵入を防いでいます。
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