美容師の過去問
第38回
美容理論 問48

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問題

第38回 美容師国家試験 美容理論 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

フェイシャルパックに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • ピールオフタイプのパック剤は、放置後スポンジでやわらかくしてふき取る。
  • パック剤を塗布すると皮膚表面から水分が蒸発して、角質を乾燥させる。
  • ピールオフタイプのパックは、健康な角質を保つために連続して行うとよい。
  • はがしたり、ふき取ることで、皮膚を清浄にするはたらきがある。

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この過去問の解説 (3件)

01

【フィシャルパック】とは、

外気を遮ることで、皮膚温度を高めて血行を促進させます。

発汗作用で角質を軟らかくさせてから、パック剤の有効成分を浸透しやすくします。

最後にパック剤をはがしたりふき取ると、汚れや老廃物を取り除くので、皮膚を清浄にします。

ピールオフタイプとウォッシュオフタイプがあります。

選択肢1. ピールオフタイプのパック剤は、放置後スポンジでやわらかくしてふき取る。

(ピールオフタイプのパック剤)

皮膚に塗布し、10~20分くらい放置させて、皮をむくようにはがし取ります。

保湿と、吸着と、老化角質の除去の、はたらきがあります。

連続使用は、健康な角質に負担を与えやすいので、注意が必要です。

よって、(放置後スポンジでやわらかくしてふき取る)→(放置後皮をむくようにはがし取る)の間違いです。

選択肢2. パック剤を塗布すると皮膚表面から水分が蒸発して、角質を乾燥させる。

パック剤を塗布すると、皮膚表面から蒸発する水分がパック剤との間にたまり、角質を柔軟にして、パック剤の有効成分を浸透させやすくします。

よって、(皮膚表面から水分が蒸発して、角質を乾燥させる)→(皮膚表面から水分が蒸発して、角質を軟らかくさせる)の間違いです。

選択肢3. ピールオフタイプのパックは、健康な角質を保つために連続して行うとよい。

ピールオフタイプのパック剤は、塗布後乾燥させてはがし取るため、古い老化角質を除去できます。

連続使用は、健康的な角質に負担をかけてしまうので、間隔をあけて、使用回数に注意します。

よって、(連続して行うとよい)→(連続使用は避ける)の間違いです。

選択肢4. はがしたり、ふき取ることで、皮膚を清浄にするはたらきがある。

パック剤を最後に、はがしたりふき取ると、老廃物を取り除くので、皮膚を清浄にさせて、新陳代謝を高めることができます。

よって、正しいので、これが正解になります。

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02

正解は、「はがしたり、ふき取ることで、皮膚を清浄にするはたらきがある。」です。

選択肢1. ピールオフタイプのパック剤は、放置後スポンジでやわらかくしてふき取る。

ピールオフパックは、乾燥させてから剥がします。

選択肢2. パック剤を塗布すると皮膚表面から水分が蒸発して、角質を乾燥させる。

パックを塗布することにより、肌が保湿されます。

選択肢3. ピールオフタイプのパックは、健康な角質を保つために連続して行うとよい。

連続して行うと炎症の原因になります。

選択肢4. はがしたり、ふき取ることで、皮膚を清浄にするはたらきがある。

正解です。

参考になった数3

03

正解は「はがしたり、ふき取ることで、皮膚を清浄にするはたらきがある。」です。

選択肢1. ピールオフタイプのパック剤は、放置後スポンジでやわらかくしてふき取る。

ピールオフタイプのパック剤は、放置後皮をむくようにはがし取ります。

選択肢2. パック剤を塗布すると皮膚表面から水分が蒸発して、角質を乾燥させる。

パック剤を塗布すると、皮膚と空気との接触が遮られ、皮膚の温度が高まって血液やリンパの循環が盛んになるため、

発汗により皮膚表面から蒸発する水分がパック剤の有効成分を浸透しやすくします。

選択肢3. ピールオフタイプのパックは、健康な角質を保つために連続して行うとよい。

ピールオフタイプのパック剤は、やりすぎると健康な角質に負担を与えてしまうので、使用回数には注意が必要です。

選択肢4. はがしたり、ふき取ることで、皮膚を清浄にするはたらきがある。

パック剤を剥がしたり拭き取る時に、除去しにくい部分の汚れや老廃物が取り除かれることで、皮膚を洗浄するはたらきがあります。

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