美容師の過去問
第39回
皮膚科学 問26
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問題
第39回 美容師国家試験 皮膚科学 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 皮膚の表面には無数の皮膚小溝(皮溝)と皮膚小稜(皮丘)がある。
- 色素細胞は、皮膚の色素であるケラチンをつくる細胞で、表皮細胞の95%を占める。
- 真皮の線維成分は、コラーゲンというタンパク質からできた弾性線維がその大部分を占める。
- 皮膚は、上から表皮、皮下組織、真皮からできている。
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この過去問の解説 (4件)
01
1 正しいです。
皮膚の表面には無数の皮溝(小さな溝)と皮丘(盛り上がった部分)があります。皮溝と皮丘の特殊な例に、指紋があげられます。
2 誤っています。
色素細胞は、皮膚の色素であるメラニンを生成します。表皮細胞のおよそ8%を占めるといわれています。
3 誤っています。
真皮の大部分はコラーゲンが占めています。弾性繊維はコラーゲンではなくエラスチンからできている線維です。
4 皮膚は上から、表皮→真皮→皮下組織の順にできています。
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02
正解は1です。
皮膚の表面には細かい起伏が無数にあり、高い部分を皮膚小稜(皮丘)と言い、その間の溝を皮膚小溝(皮溝)と言います。
1が正しい説明です。
表皮細胞の約8%を占める色素細胞(メラノサイト)は、皮膚の体現色素であるメラニンを産生する細胞です。
2は誤った説明です。
真皮の線維成分はコラーゲンからできている膠原繊維と、エラスチンからできている弾性繊維があり、膠原繊維が約70%を占めています。
3も誤った説明です。
皮膚の構造は上から表皮(角質層や顆粒層など)、真皮(線維細胞や基底細胞など)、皮下組織(皮下脂肪や筋膜など)の順番です。
4も誤った説明です。
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03
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2
色素細胞(メラノサイト)は皮膚の色素(メラニン)を作ります。
また、表皮の8%ほどです。
3
真皮の大部分を占めるのは、コラーゲンである【膠原(こうげん)繊維】です。
弾性繊維はエラスチンで出来ている繊維です。
4
皮膚は上から【表皮→真皮→皮下組織】の順番でできています。
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04
2.色素細胞は、色素を産生する細胞です。
表皮の8%を占めています。
3.真皮の大部分は、コラーゲンが占めています。
4.皮膚は、上から表皮→真皮→皮下組織の順で出来ています。
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