美容師の過去問
第40回
美容の物理・化学 問36

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問題

第40回 美容師国家試験 美容の物理・化学 問36 (訂正依頼・報告はこちら)

界面活性剤に関する次の文章の(   )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。

「界面活性剤の作用の一つに洗浄作用がある。この作用を示すものに石けんがあるが、これは( A )界面活性剤である。また、油性原料を溶解した油相と水溶性原料を溶解した水相とを混合し、エマルジョンを形成させる作用を( B )といい、非イオン(ノニオン)界面活性剤がよく用いられる。その他、ヘアリンス剤に用いられ、毛髪に対して帯電防止効果がある界面活性剤として、塩化アルキルトリメチルアンモニウムなどの( C )アンモニウム塩が挙げられる。」
  • A:陽イオン(カチオン)  B:乳化   C:第一級
  • A:陽イオン(カチオン)  B:可溶化  C:第四級
  • A:陰イオン(アニオン)  B:乳化   C:第四級
  • A:陰イオン(アニオン)  B:可溶化  C:第一級

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は3です。

A:陰イオン(アニオン)B:乳化 C:第四級

界面活性剤の種類

●陰イオン界面活性剤
洗浄力が高く、石けんや合成界面活性剤などがあります。

●陽イオン界面活性剤
逆性石けんともいわれ、第四級アンモニウム塩は毛髪に対して帯電防止効果があるため、リンス剤に使用されます。

●両性界面活性剤
洗浄力と殺菌力があり、シャンプー剤やリンス剤に使用されます。

●非イオン界面活性剤
乳化剤としてクリームや乳液に使用されます。

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02

正解は3です。

界面活性剤に関する記述の穴埋めをしていきましょう。

界面活性剤には、起泡・消泡、湿潤・浸透や洗浄などの作用があります。

この洗浄作用を示すものに陰イオン(アニオン)界面活性剤の石けんがあります。

Aは陰イオン(アニオン)です。

本来は混じり合わない油性原料を溶解した油相と水溶性原料を溶解した水相を混合しエマルジョンを形成させる乳化作用には、非イオン(ノニオン)界面活性剤を用いたものがよく使用されます。

Bは乳化です。

ヘアリンス剤などに配合され帯電防止効果を発揮する陽イオン(カチオン)界面活性剤は、塩化アルキルトリメチルアンモニウムなどの第四級アンモニウム塩が挙げられます。

Cは第四級です。

A:陰イオン(アニオン) B:乳化 C:第四級 の組み合わせとなります。

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03

3番が正解です。

A:陰イオン

B:乳化

C:ノニオン

D:第四級

が正しい組み合わせです。

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04

正解は、3です。

界面活性剤の作用の一つに洗浄作用があります。この作用を示すものに石けんがあるが、これは( 陰イオン )界面活性剤です。また、油性原料を溶解した油相と水溶性原料を溶解した水相とを混合し、エマルジョンを形成させる作用を( 乳化 )といい、非イオン(ノニオン)界面活性剤がよく用いられる。その他、ヘアリンス剤に用いられ、毛髪に対して帯電防止効果がある界面活性剤として、塩化アルキルトリメチルアンモニウムなどの( 第4級 )アンモニウム塩が挙げられます。

このような類の問題は、暗記してしまうとスムーズに解答することが出来ます。
難しい単語が並んでいるように思えますが、要点を押さえられると良いでしょう。

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