美容師の過去問
(旧)第41回
公衆衛生・環境衛生 問7

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問題

(旧)第41回 美容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

わが国の死亡率と平均寿命に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 男性の粗死亡率は、女性の粗死亡率よりも高い。
  • がんの部位別年齢調整死亡率のトップは、男女ともに肺がんである。
  • 2015年における男女の平均寿命の差は、10年以上である。
  • 2015年におけるわが国の平均寿命は、男女とも世界一である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「男性の粗死亡率は、女性の粗死亡率よりも高い。」です。

選択肢1. 男性の粗死亡率は、女性の粗死亡率よりも高い。

男性の粗死亡率は、女性の粗死亡率よりも高いです。

※一定期間の死亡者数を単純にその期間の総人口で割った値です。

選択肢2. がんの部位別年齢調整死亡率のトップは、男女ともに肺がんである。

男性は肺がん、女性は大腸がんです。

選択肢3. 2015年における男女の平均寿命の差は、10年以上である。

男性は80.7年、女性は86.9年なので、差は6.2年です。

選択肢4. 2015年におけるわが国の平均寿命は、男女とも世界一である。

男性は4位、女性は2位でした。

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02

正解は1です。

平成27年の全死因による粗死亡率男性1092.6女性の粗死亡率は970.1です。

戦後すぐの昭和22年以降ずっと男性の粗死亡率の方が高くなっています。

1が正しい説明です。

がんの部位別年齢調整死亡率のトップは、男性が肺がんで女性は大腸がんとなっています。(2020年現在)

2は誤った説明です。

2015年における平均寿命は、男性が80.75歳で女性は86.99歳でその差は約6年です。

3も誤った説明です。

2015年における日本の平均寿命は、女性は世界第1位ですが男性はサンマリノ、シンガポールに次いで第3位です。

4も誤った説明です。

参考になった数4

03

答えは1です。


1.
【粗死亡率】とは、
一年間で人口1000人に対して何人死亡したかの数字です。
2015年における租死亡率は男性10.9、女性9.7です。
男性の方が女性より高いです。
よって、正解です。

2.
2015年におけるがんの部位別調整死亡率
男性は①肺②胃③大腸です。
女性は①大腸②肺③胃です。
よって、間違いです。

3.
【平均寿命】とは、
0歳時点の平均余命です。
2015年の平均寿命は男性80.75歳、女性86.99歳で、6.24歳の差です。
よって、間違いです。

4.
2015年の世界の平均寿命ランキング
男性①スイス②アイスランド③オーストラリア・・・⑥日本です。
女性①日本②シンガポール③韓国③スペインです。
よって、間違いです。

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