美容師の過去問
(旧)第41回
美容の物理・化学 問38
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問題
(旧)第41回 美容師国家試験 美容の物理・化学 問38 (訂正依頼・報告はこちら)
香粧品に用いられる色材とその分類に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
- 酸化チタン -------- 白色顔料
- 酸化鉄 ------------ 着色顔料
- ベンガラ ---------- 植物性色素
- 雲母チタン -------- 光輝性顔料(パール顔料)
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3です。
酸化チタンはチタンの酸化物である無機化合物で、白色の着色料としてメイクアップ化粧品には欠かせない成分です。
1は正しい説明です。
酸化鉄は鉄の酸化物で無機顔料です。
メイクアップ化粧品の着色顔料以外にも、日焼け止めの紫外線散乱剤としても使用されます。
2も正しい説明です。
ベンガラは鉄の酸化物である酸化鉄のうち赤色(暗褐色から赤褐色)のものを指していて、
ファンデーションやアイカラーなどのメイクアップ化粧品に使用されています。
3が誤った説明です。
雲母チタンは薄片状雲母の表面に二酸化チタンの均一層を被覆した光輝性顔料(パール顔料)で、パールのような光沢を発します。
4は正しい説明です。
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02
【色材】
●無機顔料(着色顔料、白色顔料、体質顔料)
●有機合成色素(染料、顔料、レーキ)
●天然色素
●光輝性顔料(パール顔料)
1 . 酸化チタン → 白色顔料
おしろい類やファンデーション類に用いられます。
2 . 酸化鉄 → 着色顔料
おしろい類やファンデーション類、口紅や頬紅に用いられます。
3 . ベンガラ → 着色顔料
※酸化鉄で赤色です。
4 . 雲母チタン → 光輝性顔料(パール顔料)
口紅や、ネイルエナメル、頬紅に用いられます。
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03
答えは3です
【色材】とは、
香粧品に色を付ける成分のこと言います。
肌や毛髪の色調をコントロールして美しく見せるために使用します。
色材は
・無機顔料
白色顔料・・・酸化チタン、カーボンブラックなど
着色顔料・・・酸化鉄、酸化亜鉛など
体質顔料・・・タルク、カオリンなど
・有機合成色素・・・染料、顔料、レーキ
・光輝性顔料・・・雲母チタンなど
・天然色素・・・βカロチン、ベニバナ赤など
に、分けられます。
1.
酸化チタンは白色顔料です。
よって、正しいです。
2.
酸化鉄は着色顔料です。
よって、正しいです。
3.
ベンガラは酸化鉄のことで、主に赤色が強い時の成分です。
よって、間違いです。
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