美容師の過去問
(旧)第41回
美容理論 問42

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問題

(旧)第41回 美容師国家試験 美容理論 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

ヘアカッティングに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • ワンレングスカットはすべてを同一線上で切り、水平ライン、前下がりライン、後ろ下がりラインがある。
  • グラデーションカットは長さの異なる毛髪の層を重ね合わせるカット技法で、段カットともよばれている。
  • レイヤーカットは上部の層ほど毛髪が長く、スタイルのバリエーションが少ない。
  • セイムレングスカットは上層より下層が長く、ウルフカットやサーファーカットが有名である。

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この過去問の解説 (3件)

01

答えは1です。

【ベーシックカット】とは、
・ワンレングスカット
・グラデーションカット
・レイヤーカット
・セイムレングスカット
すべてのカットスタイルは、このベーシックな4つのカット技法によって構成されています。


1.
ワンレングスカットはすべてを同一線上にカットする技法です。
よって、正しいです。

2.
この問題文は、レイヤーカットの説明になります。
レイヤーカットは毛髪の上部の層より下部の層が長く、大きく段差をつけるカット法です。
別名、段カットとも呼ばれます。
よって、(グラデーションカット)→(レイヤーカット)の間違いです。

3.
この問題文はグラデーションカットの説明になります。
グラデーションカットは毛髪の上部の層ほど毛髪を長い段差をつけるカット法です。
よって、(レイヤーカット)→(グラデーションカット)の間違いです。

4.
この問題文はレイヤーカットの説明になります。
よって、(セイムレングスカット)→(レイヤーカット)の間違いです。

ちなみに、セイムレングスカットは頭皮に対して垂直に引き出して、全体をほぼ同じ長さにするカット法です。

参考になった数3

02

つくりたいヘアスタイルによって、カット技法は異なります。基本的なカット技法の特徴をしっかりおさえておきましょう。

選択肢1. ワンレングスカットはすべてを同一線上で切り、水平ライン、前下がりライン、後ろ下がりラインがある。

ワンレングスカットはすべてを同一線上で切るのが特徴のカット技法です。

基本的な水平ラインに加えて、前下がりラインや後ろ下がりラインもあります。

 

よって正しいです。

選択肢2. グラデーションカットは長さの異なる毛髪の層を重ね合わせるカット技法で、段カットともよばれている。

長さの異なる毛髪の層を重ね合わせるカット技法は、グラデーションカットではなく、レイヤーカットです。

レイヤーカットは、段カットともよばれます。

 

よって誤りです。

選択肢3. レイヤーカットは上部の層ほど毛髪が長く、スタイルのバリエーションが少ない。

レイヤーカットには、ウルフカットやサーファーカットがあり、上部の層よりも下部の層の毛髪が長いことが特徴です。

 

よって誤りです。

選択肢4. セイムレングスカットは上層より下層が長く、ウルフカットやサーファーカットが有名である。

上の問題で記したように、ウルフカットやサーファーカットなどの上層より下層が長いスタイルは、セイムレングスカットではなく、レイヤーカットです。

 

よって誤りです。

まとめ

イメージしにくいカット技法やヘアスタイルがある場合は、事前に図を見て理解しておきましょう。

参考になった数1

03

正解は1です。

1 .ワンレングスカット
すべてを同一線上で切り、水平ライン、前下がりライン、後ろ下がりラインがあります。
パネルシェーピングの正確さ、パネルの持ち方、目線の位置が大切です。

2 .グラデーションカット
グラデーションとは、ぼかし、濃淡、段階などを意味します。
上部の層ほど毛髪が長く、スタイルのバリエーションが少ないです。

3 .レイヤーカット
レイヤーとは層を意味します。
長さの異なる毛髪の層を重ね合わせるカット技法で、段カットともよばれています。
ウルフカットやサーファーカットが有名です。

4 .セイムレングスカット
全体をほぼ同じ長さにカットする技法です。
ショートスタイルに多く用いられます。

参考になった数1