美容師の過去問
(旧)第41回
美容理論 問50

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問題

(旧)第41回 美容師国家試験 美容理論 問50 (訂正依頼・報告はこちら)

留袖の着付けに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 帯揚げや帯締めは、通常色柄を用いる。
  • 帯の折り幅は、若い人の場合は狭くする。
  • 体型補整は、長襦袢(じゅばん)を着せてから行う。
  • 衣紋の抜きの基本は、にぎりこぶし1個が入る程度とする。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1 の解説
●帯揚げ
・慶事には白無地。
・色留袖の場合は、着物に合った淡い色のもの。
・振袖には総絞り。
・喪服用は黒、白無地。
●帯締め
・凶事用には主に黒。

2 .帯の折り幅は、若い人の場合は広くします。

3 .体型補整は、長襦袢(じゅばん)を着る前に行います。

4 .衣紋の抜きの基本は、にぎりこぶし1個が入る程度とします。
※「衣紋を抜く」とは、後ろ衿と首の間の空間を大きくすることです。

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02

答えは4です。

和装の歴史は古く、年齢や体形やTPOで臨機応変に対応して着ることも多いです。
その為、基本や通常があやふやになりやすく、答えを迷いやすい問題です。
4択の場合、一番間違っている(もしくは当たっている)答えを探してください。

【留袖】には、
黒地の黒留袖と、黒地以外の色地の色留袖があります。
黒留袖は既婚女性が着る和装で、最も格式の高い第一礼装になります。


1.
黒留袖の時は、艶のある白色や金銀の帯揚げ、帯締めが好ましいです。
お茶会や食事会などで色留袖を着るときは、無地の帯締め、帯揚げを着物や帯に合わせて選びます。
よって、(通常色柄を用いる)→(通常無地を用いる)の間違いです。

2.
帯の折り幅は、着ている着物、年齢、身長などによって変わってきます。
通常、若い人は幅広くします。
よって、(狭くする)→(広くする)の間違いです。

3.
着物の着方の順番は、
肌着を着る→体型補整→長襦袢を着る→留袖を着る→帯を結ぶ
よって、(長襦袢を着てから行う)→(長襦袢を着る前に行う)の間違いです。

4.
衣紋の抜きとは、着物の後ろ襟(衣紋)を引き下げて、襟足を出すことを言います。
基本はにぎりこぶし1個程度です。
年齢、着物、TPOに合わせてその抜き方も変えていきます。
よって、正しいです。

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03

女性の礼装の一つである留袖には、黒留袖と色留袖があります。

選択肢1. 帯揚げや帯締めは、通常色柄を用いる。

帯揚げや帯締めは、通常無地を用います。

 

よって誤りです。

選択肢2. 帯の折り幅は、若い人の場合は狭くする。

帯の折り幅は、若い人の場合はやや広めにします。

 

よって誤りです。

選択肢3. 体型補整は、長襦袢(じゅばん)を着せてから行う。

体型補整は、肌襦袢を着せてから行います

 

よって誤りです。

選択肢4. 衣紋の抜きの基本は、にぎりこぶし1個が入る程度とする。

衣紋の抜きは、衣紋と首の間に、握りこぶし1個入るくらいが基本です。

 

よって正しいです。

まとめ

分からない名称があれば図や写真で確認しておきましょう。

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