美容師の過去問
(旧)第41回
美容理論 問49
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問題
(旧)第41回 美容師国家試験 美容理論 問49 (訂正依頼・報告はこちら)
まつ毛エクステンションに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- まつ毛エクステンションのリペアは、個人差はあるが、通常2~3週間で行う。
- 衛生面を考えてアイメイクアップは取り除いて施術する。
- エクステンションの装着は、まつ毛の成長期は避け、成長期の終わりから退行期が始まる時期が最適である。
- グルーやリムーバーによるアレルギーは、施術後、数分で必ずあらわれる。
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この過去問の解説 (3件)
01
【まつ毛エクステンション】とは、
自まつ毛1本1本に、人工毛を根本1~1.5㎜あけて、まつ毛エクステンション専用接着剤(グルー)で付けていきます。
まつ毛の量が増え、長さが長くなることにより、目元が際立ち、メイクしているように顔の印象が明るくなる効果があります。
1.
まつ毛エクステンションのリペアとは、劣化したまつ毛エクステンションを付けなおすことを指します。
まつ毛も毛髪と同じく毛周期があり、約1か月と言われていて、一本ずつ毛周期が異なります。
通常2週間を過ぎてくると、まつ毛エクステンションごとまつ毛が抜けたり、日々の摩擦でまつ毛エクステンションが取れたりします。
よって、正しいです。
2.
まつ毛エクステンションの施術は、目元のギリギリのところで行います。
安全を考えて、アイメイクアップは施術前に取り除いてから行います。
よって、正しいです。
3.
まつ毛の毛周期は、毛髪と同じで、成長期、退行期、休止期、脱毛となります。
まつ毛エクステンションを装着するのは、成長期の終わりから退行期が始まるまつ毛が、最適です。
成長期初期のまつ毛にまつ毛エクステンションを装着すると、1ヶ月経つとまつ毛の根本に隙間が大きくなってしまいます。
反対に、休止期のまつ毛にまつ毛エクステンションを装着すると、持続期間が短く、すぐ抜けてしまいます。
よって、正しいです。
4.
まつ毛エクステンションに使用するグルーやリムーバーにアレルギー反応を起こす人もいます。
皮膚炎は大きく分けて、接触性皮膚炎とアレルギー性皮膚炎に分けられます。
アレルギー性皮膚炎の特徴は、原因物質に対して、体の中に抗体ができ、免疫反応で炎症が起こります。
そのため、初めてまつ毛エクステンションを装着した時にはアレルギー性皮膚炎は起きません。
二回目以降に、数時間後または数日後に突然炎症が起き、一度発症するとまつ毛エクステンションを付けることはできません。
よって、(施術後、数分で必ずあらわれる)→(施術後、数時間または数日後にあらわれる)の間違いです。
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02
まつ毛エクステンションには、装着時期や体質・体調などによっては行わないなどの注意点がいくつかあります。
リペアといわれる、まつ毛エクステンションの修復は、通常2~3週間で行います。
よって正しいです。
衛生面に配慮するために、アイメイクアップは取り除いて施術します。
よって正しいです。
まつ毛エクステンションは、まつ毛に対して装着するため、まつ毛の成長期は避け、成長期の終わりから退行期が始まる時期を選ぶのが最適です。
よって正しいです。
グルーやリムーバーによるアレルギー反応は、必ずしも、施術後数分であらわれるとは限りません。注意が必要です。
よって誤りです。
まつ毛の毛周期は、頭髪と比べて短いのが特徴です。
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03
アレルギーはいつ出るかわかりません。体調の変化などでも、突然アレルギーが出るケースもあります。
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