美容師の過去問
(旧)第41回
美容理論 問48

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問題

(旧)第41回 美容師国家試験 美容理論 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

酸化染毛剤によるヘアカラーリングに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 毛髪に損傷のある部分には、希望色より明度の高い染毛剤を多めに塗布する。
  • 全体を暗く染める場合は、毛髪の明るいフロントの部分から塗布する。
  • 染まりやすいもみ上げやフロントは、最後に塗布する。
  • バージンヘアの毛先は染まりやすいので、根元から塗布する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

1 .損傷のある部分は、明るく出やすいので希望色より明度の低い染毛剤を選択するか、塗布量を少なめにします。

2 .全体を暗く染める場合は、毛髪の明るいフロントの部分から塗布します。

3 .もみ上げやフロント、ネープ付近は染まりにくいので、最初に塗布します。

4 .バージンヘアの毛先は染まりにくいです。

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02

答えは2です。

【酸化染毛剤】とは、
脱色と染色を同時に行う染毛剤で、お客様の希望の色、毛質などによって、技法を細かく変える必要があります。

染まりやすい毛質(乾燥毛、損傷毛、軟毛)
染まりやすい部分(根本部分、頭頂部、こめかみ)
→希望より暗めの染料を使ったり、最後に塗布したりします。

染まりにくい毛質(脂性毛、健康毛、硬毛)
染まりにくい部分(健康毛の毛先、フロント、生え際、もみあげ、ネープ)
→希望より明るめの染料を使ったり、最初に塗布したりします。


1.
損傷のある毛髪は、染まりやすいので、希望の色より明度の低い染毛剤を使用し、塗布量も少なくします。
よって、(高い染毛剤)→(低い染毛剤)の間違いです。

2.
全体を暗く染める場合は、大きく4つブロックに分け、毛髪の明るいフロント部分から染めていきます。
よって、正しいです。

3.
もみ上げ、フロント、ネープは染まりにくいので、最初に染めます。
染まりやすいのは、根本部分、頭頂部、こめかみです。
よって、間違いです。

4.
バージンヘアの毛先は染まりにくいので、バージンヘアは中間部から毛先を塗布し、一定時間放置した後、残りの根本部分を染めます。
よって、間違いです。

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03

毛髪の部位や状態によって、色の出方が変わってきます。対応の仕方を理解しておきましょう。

選択肢1. 毛髪に損傷のある部分には、希望色より明度の高い染毛剤を多めに塗布する。

毛髪に損傷のある部分は、色が明るく出やすいため、希望色より明度の低い染毛剤を少なめに塗布します。

 

よって誤りです。

選択肢2. 全体を暗く染める場合は、毛髪の明るいフロントの部分から塗布する。

全体を暗く染める場合は、染まりにくいフロントの部分から塗布します。

 

よって正しいです。

選択肢3. 染まりやすいもみ上げやフロントは、最後に塗布する。

もみあげやフロント部分は染まりにくく、先に塗布する必要があります。

 

よって誤りです。

選択肢4. バージンヘアの毛先は染まりやすいので、根元から塗布する。

バージンヘアの毛先は染まりにくく、先に塗布する必要があります。

 

よって誤りです。

まとめ

毛髪の根元が染まりやすく、毛先が染まりにくいのはその毛髪がバージンヘアの場合です。頭に入れておきましょう。

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